昨日の名人戦、藤井聡太名人2時間以上も時間を
残して圧勝。しかし豊島正之九段の投了に啞然。
藤井聡太名人なら1%の確率があるならば王座戦みたいに
粘るのに投了早過ぎです。

さて将棋界やばいことが起こりそうとは?
【6組】ランキング戦・昇級者決定戦

竜王戦のランキング戦6組準決勝・井出隼平五段vs山下数毅三段戦は
山下数毅三段(15歳)が勝利しました。決勝で藤本渚五段と対戦します。

仮に山下数毅三段が勝利すると、
三段リーグでの次点を保持している奨励会員の山下三段、
規定によりプロ入りが決まります。これまで前例がありません。
ただし
藤本渚五段は前年度の勝率0.850(藤井聡太八冠についで2位)
同年度の成績に基づく将棋大賞では新人賞、最多勝利賞(同じ51勝の伊藤匠七段と同時受賞)
現在3勝1敗で王位リーグ紅組暫定トップ。

王位リーグ紅組表

どうかしたら伊藤匠七段と同じぐらいの強さです。
もし藤本渚五段が王位戦の挑戦権獲得ならば
史上3位の若さでタイトル戦登場となります。(藤井聡太王位、屋敷伸之九段)
山下三段がタイトル戦にでるには残り5連勝しないとだめです。

アマも出場できるタイトル戦は七大タイトルのうち、
竜王戦と棋王戦はアマチュアの枠が用意されています。
竜王戦は5つ、棋王戦は1つと非常に狭き門ですが、
逆に言えば毎年必ずこの6枠はアマチュアから参加しているのです。
七大タイトル以外でも、アマチュアの参加できる棋戦があります。

・朝日杯将棋オープン戦
・銀河戦
・新人王戦
・加古川清流戦