最近知ったのですが、ドッグ・フードにもプロバイオと称したものが入っていました。
一般の消費者にもコマーシャリズムによって浸透してきていますね(#^.^#)。
さて、赤ちゃんは大人が罹るような慢性病には罹りません。
もちろん、加齢からくる病気(正確には加齢によって蓄積するプーファ、エストロゲンなど)には縁がありません。
ここに目を付けた研究者が治療に効果的ではないかと考えたのが赤ちゃんのウンチでした(^^♪。
34人の健康な赤ちゃんのウンチから選りすぐりの10種のプロバイオを抽出し(321種から)、それをマウスに投与しました(Scientific Reports, 2018; 8 (1))。
そうするとマウスの腸内での短鎖脂肪酸の産生量が高まったといいます。
ヒトの便を取り出して、この赤ちゃんのウンチプロバイオを混ぜた実験でも、短鎖脂肪酸の濃度が高まったようです。
これで赤ちゃんのウンチプロバイオは腸内の環境を整える・・・・
この実験では、赤ちゃんのウンチから作為的に10種類を選び取って培養しています。この時点でおかしいですね(*^^)v。
赤ちゃんのウンチそのものには他の微生物も含まれていますので、自分たちが良いと考える10種類だけが、本当に良い働きをしているのかは何の検証もありません。
そして・・・・・
そもそも「短鎖脂肪酸の量が増えることはいいことだ」という大前提から出発している点が間違っています(これは『続・面免疫革命』に詳述していきますね(^_-)-☆)。
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赤ちゃんのウンチそのものを与える方が効果的だったのかも知れません。
なぜなら、赤ちゃんはまだ糖のエネルギー代謝が高く、その結果
腸内微生物数も少なくコントロールできているからです。
便移植するなら、母乳(プーファ・フリーの母親なら最高(^_-)-☆)で育った赤ちゃんのウンチですね(^_-)-☆。