昨日で怒涛の3日間が終了しました(^'^)。


ガンの真実~続編は東京で最初に開催いたしましたが、受講者の方の反応を見ながらでしたので自分でも納得のいかない講義内容でした。。。


大阪ではペースはつかめていましたので、余裕をもって臨めましたが、こちらではまったく時間が足りず。。。。


2時間で収めるには少々無理がある内容でした~


大阪でみなさんに一番うけたのは、
「私がエビデンスをしっかりつけたり、少々難しい言葉を使ったりしているのは、医師や研究者につけ入る隙を見せないためだけで、ほんとうは何も難しいことは言ってないんですよ。」というくだりだったと思います(笑)。


さて、もうすぐ9月11日のパレオ総会。


このときに取り上げる内容の一つが「ミルク」です。


「ミルク」について、乳がんの原因からカルシウムの良い供給源というものまで、これほどまで相反する議論がたたかわされている食品も少ないといってよいでしょう。


その「ミルク」のカルシウムについてまたまた摩訶不思議な実験がなされていましたので早速ご紹介いたします(Journal of Endocrinology, 2016; 230 (1): 105)。


それはミルクを産生する牛をハッピーにすればミルクに含まれるカルシムも増えるのではないかという発想が元になった実験。


ホルスタイン、ジャージィー種の牛にそれぞれいわゆるハッピ―ホルモンといわれる「セロトニン」を注射しています。


その結果。。。。。


ホルスタインの血液中のカルシウム濃度は高くなったようですが、ミルクのカルシウム濃度はむしろ低下したということでした。


ジャージィーではそれとは逆に血液中のカルシウム濃度は低くなったようですが、ミルクのカルシウム濃度は高くなかったということでした。


ちなみに「セロトニン」を注射された両種の牛のミルク産生量自体は増加しなかったとのこと。


・・・・・・・・・


しかし、「セロトニン」がハッピーホルモンであるというのはここ数十年の精神科領域の最大のプロパガンダ。


故意にやっているのか知らずにやっているのか・・・・


故意にやっているのなら“魂”が、知らずにやっているのなら“知性”が問われますよね。


セロトニンは強力なストレスホルモンであることはいつも私がお伝えしていること。


強いストレス物質を注射された牛さんたちは、ハッピーになるどころが、強いストレスにさらされて骨のカルシウムが分解されています。


自分の骨が分解されて血液やミルクにカルシウムが出るのです。


このような恐ろしいことを繰り返していくと、牛さんの寿命は確実に縮まっていくでしょう。


しかもセロトニンを注射してできたミルクに大量のストレス&炎症性物質が含まれます。


「ミルク」といってもどのような過程で作られたものなのかによって、180度違うということを9月11日にしっかりお伝えできればと思います(^'^)。


もちろん、牛さんが本当にハッピ―ならばそのミルクは最高なんですよ。


ちょうどタイムリーな話題でした!(^^)!。