あまり大きな声では言えませんが、病院や施設の長期入院はあまりお勧めしません。


くしくも、国は社会保障費削減のために病院などの入院を制限していく方針ですが・・・



末期ガンの方は病院の方がよいのか、それとも自宅の方がよいのかを調査した日本の研究結果が報告されています(Cancer. 2016 Mar 28; doi: 10.1002/cncr.29844.)。



2012~2014年の間で、病院(緩和ケア)で死亡した約1,600人と自宅で死亡した約500人の患者を比較した研究です。


その結果は・・・・


自宅で最期を迎えた患者の生存期間が大幅に長いことが判明したようです。


これは官僚・政府にとっては都合のよいデータですね。。。


しかし、冷静に考えるとこれは当然です。


あくまでも自宅が病院より心地よいという前提つきですが、
病院での食事や栄養剤にはかなり問題があります。
(実際に病院や施設あるいは学校などの公的施設の給食内容を見ると分かります。)


とくに脂質に関しての認識が欠如している(日本だけでなく世界中です)ことは入院する人にとっては人災としか言いようがありません(不飽和脂肪酸はガンを促進する)。


また疼痛のために使用するモルヒネなどの麻薬性鎮痛薬の過量投与もガンを促進させる要因の一つです。


それ以外にも複合的要因が働いていますが、あれこれ余計なことを行わずにシンプルに自宅で死を迎えることが一番よいのではないでしょうか?



インドでは一部で死ぬ前に絶食をして体を綺麗にして土に戻すという習慣が残っているようです。



余計なものを体から排除して土に還ることができれば、それが一番の最期の迎え方ではないでしょうか。