昨日は福島原発事故からすでに5年目でした。


現在の状況はほとんど報道されていませんが、状況はほとんど変わっていません。


そして“復興”という名の「災害」(官僚・政治家の利権)だけが進行しています。



さて、EUの乳がん学会で運動は乳がんのリスクを有意に低下させることはなかったと報告されました(European Breast Cancer Conference, news release, March 9, 2016)。


今回はデンマークの調査。1991~2001の期間にマンモグラフィーで検査された5,700人の女性。



一般的にマンモグラフィーで白く濃く映るとガンの確率が高いといわれています。


これは4月開催予定のガンセミナー基礎編の大変重要な部分の話になります。


ガン組織は一応に硬くなります。



これはガン組織では線維化が起こり、組織が小さく収縮するからです。


加齢とともに皮膚にシワができますよね。

これも同じく硬くなったコラーゲンが蓄積している証拠です。


さて、ガン組織で起こる組織変化である「硬くなる」という特徴は、マンモグラフィーでは高濃度(濃い白く)に映ります。


この対象者で運動(スポーツ参加、サイクリング、散歩、ガーデニング)している女性とそうでない女性との間でマンモグラフィー検査の違いを検討しています。


その結果は、はっきりとした画像上の違いは指摘できなかったといいます。



はい。

たしかに運動(身体活動)だけではとても乳がんのリスクを減らすことはできません。


乳がんこそは今までお伝えしている環境ホルモンとみなさまが日常的に摂取されている食事内容とくに油が発症・転移に強く関係しています。


身体活動だけでなく、ライフスタイル(パレオライフスタイル)全般を再度見直すことがガンを含めた慢性病を治癒させることにつながります。



それを現代医学の研究では証明できないことは非常に残念ですね(^'^)。