あと10年もしたら。。。

日本の労働人口の半分はロボットなどの機械に置き換えられてしまうというデータがオックスフォードと野村総研から発表されています。

おりしも、昨日ミィーテイングであと10年先には無くなっている仕事に現在の医師業(保険診療)という話も出ていました。

これは日本の現代医療が保険財政に7割依存しているからですね。

いずれ国家の財政の真実が暴露されたとき、医師だけでなく、現在の公務員の大半も削減となるでしょう(あらかたの識者の予想ではまずは1/3にまで削減される)。


つまりは、税金に依存している職種(日本では過半数)は淘汰されて、本来の“正常な形”に戻るということですね(*^_^*)。




さて、日本の疫学的調査で便秘と心臓血管疾患の危険因子について相関関係があるという面白い研究内容が報告されました(Journal of epidemiology / Japan Epidemiological Association. 2015 Dec 26)。



心臓血管疾患の危険因子とは、糖尿病、ストレス、うつ病、運動不足といったいわばメタボリックシンドロームとよばれるもの。



1988~1990年に心臓血管疾患やがんの既往のない7万2,014人(40~79歳、男性2万9,668人、女性4万2,346人)について、排便頻度(毎日・2~3日に1回・4日以上に1回)と下剤使用(はい・いいえ)に関する情報を含むライフスタイルのアンケートを開始時に実施し、2009年まで追跡しています。


その結果、心臓血管疾患の危険因子(糖尿病、ストレス、うつ病、運動不足など)の保有率は、下剤使用者と排便頻度の低い人で高かったようです。
はい。
これだけを見ると下剤使用はいけないの?と思ってしまいます。


そうではなく、下剤使用するほど便秘が慢性化していると捉えた方がいいでしょう。
つまり、便秘するほどメタボになっているということ(注:実際はこの研究はあくまでも相関関係なので、この表現も正確ではありません(*^_^*))。



便秘すると腸内に蓄積したバクテリアの毒素が腸から全身に循環します。これが慢性炎症を起こすことは多くの研究で明らかになっています。
(さらに、これには「ホルモンの真実~続編」でお伝えする甲状腺ホルモンが深く関わっています。)


ちなみに私は、自分の健康のバロメーターも排便回数や便の性状(硬い・柔らかい)で見ています。


便秘もあなどれないですよ~)^o^(。