今日は秋の晴天。

久しぶりに時間ができたので、早朝から掃除と布団干し。

まな板や包丁も日光消毒しています(*^。^*)。


さて、あらゆる加工食品にお馴染みの果糖ブドウ糖液糖(HFCS:ハイフルクトースコーンシロップ)。


米国では摂取量が年々低下している傾向があるものの、昨年も一人当たりスプーン小さじ8杯の量を1日に摂取しているといいます。


加工食品天国の日本はもっと多いのではないでしょうか?


果糖ブドウ糖液糖(HFCS:ハイフルクトースコーンシロップ)が脳の損傷を与えたラットの実験において、脳機能の回復を遅らせるという最新の研究結果が報告されました(University of California, Los Angeles (UCLA), Health Sciences. "High-fructose diet slows recovery from brain injury.")。


これは脳に損傷を与えたラットがその後、水だけを与えたグループと果糖ブドウ糖液糖を与えたグループとに分け、迷路を通り抜ける時間を比較した実験。


果糖ブドウ糖液糖を与えたグループは3割増しの時間が余計にかかったといいます。


果糖ブドウ糖液糖(HFCS:ハイフルクトースコーンシロップ)は、糖の成分こそはハチミツなどと似ていますが、「似て非なり」です。


一番の問題はコーンスターチという多糖類を果糖に変換するときの工程。


ここでいわゆるコンタミ(不純物)の混入が起こります。


もっとも問題なのは、AGEs(糖化終末産物)の原因となる「ジカルボニル」が大量に発生すること(これも今月のセミナーで詳しく説明します(*^。^*)。)。


私たちの体は食品中のAGEs(糖化終末産物)は速やかに排出しますので、あまり気にしなくてもよいですが、毎日大量に入ってくるとデトックスシステムが疲労してきます。


とくに”あの”脂肪酸が多い現代人は、AGEsデトックスシステムが弱っています。


果糖そのもののではなく加工果糖(果糖ブドウ糖液糖)に問題があるということですね(*^。^*)。