30代・シングル女子の乳がんな非日常。 -6ページ目

30代・シングル女子の乳がんな非日常。

元気が取り柄の30代独身OL。
2015年1月、しこりもないのに乳がんと診断され、自覚症状ないまま全摘手術&16ヶ月間の抗がん剤治療後、二次再建。
治療ひと段落して始めた婚活からの、結婚しました!

3週間超ぶりのブログ。

この間に、新しい薬の副作用に悩まされる日々が続いて。
ここ2-3日でようやく落ち着いてきました。


この3週間ほど、平日は激務につぐ激務で。
ほぼ毎晩、丑三つ時まで闘いの日々。

土日は最初の土日は引きこもって一言も発さずぐったり寝込んだものの、
逆にモヤモヤ、イライラが溜まって反省。

先週、今週は全力で友だちと遊んで、飲んで、花火見て、BBQして。

リフレッシュ気分で週の前半はなんとか頑張れたものの、負荷とプレッシャーの中で心身ともに限界に。

心のなかでは”さすがにもう無理””しんどいよー”って叫んでるのに、表に出せない性分。


そんな時に限って会社の方々からいただくありがたい言葉たち...

”いつも元気でニコニコしてるね”
”パワフルで体力あるね”
”俺より強そう”
”超健康そう”


色々違うのにーっ!

外向きに元気なのは本当だけど。
実はその反面、すごくネガティブで暗かったりもする。

そんな自分がいやで、少しずつ、努力して、人を見習って、今の私を作り上げてきた。

そして大きな病気も経験して(というか現在まだまだ治療進行形)、絶望感や悲しさやいろんなことも味わった。

ポジティブもネガティブも、どっちも本当の私。


だから、何も考えておらず能天気、体力無尽蔵、って言われると嬉しい反面、悲しくなることも。


私だってたまには心の中で悲鳴を上げていることもあるんです。

弱音とか、苦しい表情とか。

見せてないだけです。


でも、もう長いこと封印しすぎて

ヘルプサインの出し方がわからなくなっちゃった。



本音が出せないで取り繕っちゃうから。
これでは恋愛もできないわけだ。


・・・いかんいかん。


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更新滞っておりまして、ごめんなさい。

先週、無事にAC 4クールのお務めを終え、新薬がスタートしました(治験のコースに入りましたので、これについてはメンバー限定記事にて別途書こうと思います)。

副作用が重い、しんどいという前情報に、こんな私でも当初は戦々恐々として臨んだAC療法。
1クール目終盤から髪は抜け始めた以外、その他多少の副作用あれども、無理をしすぎなければ仕事や遊びにさほど影響がないことがわかり。

これが終わったらひと段落の記念に自分にご褒美をー!と勝手に心に決めていました。

新しい薬直後の出発だったので、投薬後様子を見て大丈夫なことを確認してから、という条件付きでしたが。

最悪高熱が出たら捨てる覚悟で格安航空券を手配し、ドキドキしながら点滴第2フェーズスタート(この話も別途)。

結果、副作用皆無で無事旅に出てきましたー!


行き先は前から行きたかった東南アジアの南の島。

飛行機を乗り継いで、ボートに揺られて島へ。

青い海船

海の生き物たちカメうお座

そして海色の南国カクテルカクテルグラス

まさに命の洗濯。

めっちゃ癒されてリフレッシュしてきました。


乳がん確定からちょうど6ヶ月。

全摘手術して、卵子凍結保存して、抗がん剤している間ずっと我慢していた青い海(行くヒマと勇気もなかったけど←そりゃそうだ)。

この先は長い投薬(約1年!)と、その後胸の手術も控えているので。

リフレッシュして、今後の活力にします。

はぁ~幸せ。

読んでくださってる皆さまにもおすそ分けをラブラブ


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旅行中心配していたヅラや金属探知機も大丈夫でした(チェックする人が雑なだけ?ボディチェックはされたけど頭髪はどこもノーチェックだった、、、)。


さて、明日から仕事。

頑張りますアップ


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抗がん剤治療中の身にもかかわらず、副作用が軽いこともあって
ついつい忘れがちだった「自分ががんであること」。

テレビで、ドキュメンタリーが放送されるのをうけてか、
ここ数日、がんと闘う2人の女性の記事を多く目にした。

●19歳で肝臓がんが見つかり、余命半年を宣言された山下弘子さん。
「今この瞬間、笑いながら過ごしたい」 "余命半年"宣告の先を生きる、22歳の山下弘子さんが教えてくれたこと ーThe Huffington Post


●24歳で乳がん右胸全摘出手術した、日本テレビ局報道記者の鈴木美穂さん。
がんになっても全力で幸せになる 31歳の女性記者が闘病中の自分をテレビで放送する理由 ーウートピ



さきほど放送されたドキュメンタリー番組を見ました。
「Cancer gift(キャンサーギフト)がんって、不幸ですか?」ー日本テレビ
 ※本編動画(約45分)が無料で見れます


がんと闘い、それを力に変えて発信する人たち。

自分ががんであることを公言し、メディアや公の場に出て、発信する人たちのパワーはすごい。

ネット上でその片鱗に触れるだけでも、色々ハッとさせられる。


疲弊するほど深夜まで仕事をしてていいのか(仕事は好きだけど)
自分の人生とか、自分らしい生き方、とかちゃんと考えているか?



親しい友人や必要最小限の同僚以外には、がんであることは言っていない。

どんなに大事な仕事があっても抗がん剤の日は会社を休まねばならないが、「責任感がない」「信頼できない」って思われてないだろうか(でも「私ガンで・・・」っていちいち言い訳するのもなんか違う気がするし)

ヅラの私のショートヘアを、「イメチェンだね、似合うね」とたくさんの人が絶賛してくれるのだが、「あ、ありがとう」としか答えられず、毎度複雑な後味が残る(「いやぁ、これヅラでさぁw」カパッ、っていう脳内会話イメトレだけは何度もしているのだが、いまいち実行にうつせていない)


自分がガンであることを忘れて毎日を過ごすことは簡単(幸い副作用も少ないし、不自然な巨乳にもすっかり慣れ気味w)


でもそれでよかったんだっけ?
忘れることはがんと向き合わないこと?
これって逃げてるってことなのかな?


楽天的で、のどもと過ぎたらすぐ忘れてしまう性格ゆえ、なのかもしれませんが。


ちょうど東京・お台場方面では乳癌学会や乳がんRun &Walkイベントが開催されるこの土日。

この手の啓蒙イベント系って、いざ当事者になると、どんな心構えで参加していいものかもわからないものですね。


今の私には、がんであることを公表して自ら何か発信、とかできそうにないけれど。

でも、時々はがんであることを思い出し、ちゃんと向き合い。
今の自分にできることをしよう。

やりたいことは、やろう。


そして唯一の発信場であるブログは、ちゃんと書こう、と思った次第です。

いつか同じ病気になった方の参考になれば、と始めたこのブログ。
初心忘るべからず。


っていいながら、今日も元気に遊びに行って来ます~。
やりたいことが多過ぎて時間が足りないっ。

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