抗がん剤スタートにあたり、石灰化発見からこれまでを振り返る。 | 30代・シングル女子の乳がんな非日常。

30代・シングル女子の乳がんな非日常。

元気が取り柄の30代独身OL。
2015年1月、しこりもないのに乳がんと診断され、自覚症状ないまま全摘手術&16ヶ月間の抗がん剤治療後、二次再建。
治療ひと段落して始めた婚活からの、結婚しました!

抗がん剤スタート。

ここからまた新たな、長い闘い。

節目なので、過去からを軽く振り返ってみることに。


抗がん剤スタートに至るまでの経過日数
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健康診断から 205日
専門初診から 189日 
正式告知から 98日 
全摘手術から 41日
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健康診断センターからレントゲン写真と紹介状が宅急便で届き、
あわてて病院選び。

ネット上での評判と、仕事への影響のバランスを考えて選んだ病院のつもりだったが
どうやら相性が悪かった模様。

予約の取れなさ、当日の待ち時間、医師からの説明・態度、
すべてに対して拭えなかった不満と懐疑心と大きな不安。

外にいるときは仕事に没頭して忘れることで保っていたけれど、
それでも先輩とたまたま病気の話になって泣いてしまったり、
休日はどんより気分で引きこもり、テレビを見ては涙腺崩壊の日々。

とてもそのまま手術を受ける気にはなるのは難しく、
正式告知後、あまりの値段の高さに目玉飛び出しながらも
思い切ってセカンドオピニオンを受診。

セカンドオピニオン先で、びっくりするほど細かく、丁寧に説明していただき、
衝撃を受けただけでなく、視点や考え方まで大変化。

行くまでは、全摘を逃れる余地探しに必死だったのが、
行った後は、もう少し前向きに、俄然パワーアップ。

ネットだけでなく、本や雑誌を買って熟読開始。
病院転院も速攻決意して、全摘も、再建も、不安なく医師のすすめに納得&合意して実施。

いろんなことがサクサク進んでいった。
先生の話し方が好き、とか相性もあるのかな。

とにかく、安心できる病院と先生に出会えたことで、
こんなにもメンタル面に変化があるとは。


当初、乳がんのタイプが非浸潤性のもので、
それほど進行が早くない、と言われていたおかげで
慌てることなく納得いく治療に進めた私は幸せだと思う。


よし、明日からも頑張る。

ハゲにも負けない。