アーユルヴェーダの薬と西洋の薬とどう違うのですか?

という質問をたまに頂きます。

何が違うかというと。

まず、材料。

そして製法。

材料は、自然のものか、化学的か。

製法は、これも自然の方法か、人の手によって加工されてるか

どちらかというと、「漢方」に非常に近いです。中医学とアーユルヴェーダはとても似ています。


エネルギーの種類が違います。

中医学が 火、水、木、金、土 に対して
アーユルヴェーダは 空、風、火、水、土
アーユルヴェーダは完全に当て字です。文化の違いです。

漢方も似ている部分がありますが、一つ違うのは、アーユルヴェーダはハーブとミネラルのみです。昆虫や蜂蜜などは使いません。「生き物」は薬として使わないのです。

アーユルヴェーダが昆虫を使うのは、ヒルやアリの顎で切り傷を作るなどで、ここにはヒンズー教の文化が強く残っています。

形状にも実は最大限に効果が得られるような形が考えられていて、同じ材料でも、粉と錠剤では、違った作用が生じます。



じゃあ、漢方でもいいじゃん。真顔

はい、いいと思います。

もっというと西洋医学も否定していません。

私は、ただ、ただ、

医療の選択肢がある日本

になってほしい。

私は中医学、あなたはアーユルヴェーダ、息子は西洋医学、のように。

だって、選べないのは不公平でしょう。

そのかわり、小学校の時から、お金と健康の勉強をすればいいと思うのです。

何がいい、悪いではなく、選択肢として違いを教えればいいだけです。

日本のいい悪いの基準なんて、世界に目を向けたら間違ってるものもあるのだから。

せめて中学の専攻でもいい。
インドの学校は選べます。中学から第三外国語も、美術なんかも。

日本の附属の学校はそういうのありますね。

薬=食べ物です。だから薬を取るように食事する。
これも薬だけど食べ物。


こっちも食べ物だけど薬。

そう考えると、人間の体って、ほんとうによくできているものなんですよね。