四月。
去年も、一昨年も、そんなことはあったのですが、
今日は、1人の女性と、つかの間の別れと、そして新しい門出の日でした。
私の体が弱っていたせいか、いつになく誰よりも一緒にいた時間が長かったせいか、ずっと冗談でいなくなると寂しいと言っていたけど。あれは本心でした笑。
インドに住むのが長くなればなるほど、こんな気持ちになるのは慣れっこなはずなのに、彼女が座ってた場所がぽつんと空いてしまい、今はその隙間をすぐには埋められなさそうです。
人は、たくさんの方角に向かって歩いていて、途中に交差点で交わったり、高速のように合流したり、するのだけれど、やがてまた一本の道に戻って進んでいく、そんなことを、頭の中で思い浮かべます。
だから、逢えるのも別れるのも、必然で。
インドに住むようになってからは、会えなくても本当につながっている人はたくさんいるので、別れ際はいつも笑顔でいようと決めています。
とは言いつつ、今回は彼女との思い出がたくさんありすぎて、何より自分が精神的にも助けてもらってたから、余計寂しく感じてしまうのかなぁ、と。
私は、変わらないのだけれど、この国は変化が多すぎて、止まっているのに景色が流れるから、自分もビュンビュン変化してるように感じる時がある。
明日から私も違う生活が始まる。
再会を楽しみに、そして新しい彼女の門出を心から祝福します。とっても楽しくて礼儀正しくて、元気で、お姉ちゃん気質のしっかりさんでした。でも、本当に可愛い妹でした。
インド映画が大好きで、夢を追いかけていつまでもキラキラしててほしいなと思います。
また、すぐ会えるね。















そして、自分もしっかりしなくちゃね。季節は変わっていくのですから。
写真は彼女がとってきてくれた、映画監督のサイン。会社の宝物です。本当にありがとう。
