今日はちょっとした思いで皆さんへお伝えしたい事があります。

この先は初めてアーユルヴェーダを学ぶ方、あまりアーユルヴェーダを知らない方向けを意識して書きます。

アーユルヴェーダでは、病気の進行度合いを次のような段階に分けています。初期症状は胃、小腸、直腸を中心に症状が現れます。(専門用語は今回省きます)


1.むくみ、膨満感、便秘、ゆるいウンチ、顔色が悪い、だるい、疲れやすいなど→ただし、まだこの段階ではモチベーションや環境に流されているため、気づかない場合が多い。感情の起伏(悲しい、ストレス、いらいらなど)もこの段階です。

1が悪化すると、違う症状になってあらわれます。

2.げっぷのですぎ、におい、オナラの状態や回数が変化する、胸焼け、食欲不振、または過食、睡眠障害、不安感や、過度のプレッシャーなど→ 1同様、普段と違うことに気づかず、また滋養強壮のためといって重い食事や刺激のつよいものを食べたり、市販の強壮剤をのんだりする人もいますが、返って消化器官に負担をあたえてしまい、逆効果をもたらします。

そして、さらにほっておくと

3.吐き気、めまい、頭痛、痛みをともなう下痢、体がいたい、など。→消化しきれなかったエネルギーは体のなかにたまり「毒素」となって弱っている部分めがけて腐食していきます。日常生活で酷使されている部分に症状があらわれます。ただし、痛みを感じてはいるものの、動くことは動くため「普段とおなじように使ってしまう」のです。

そのまま進むと今度は広がります

4.身体器官に異常がおこります、痛みや、不具合が体のいたるところに現れます。→毒素は一定の場所にとどまらず、体を循環し、さらに別の場所の免疫力のない部分や、酷使している部分に広がります。

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実は、、、、、、、

上の1から4までの状態は、精密検査や定期健診でみつからない状態です。

発生した症状があっても、病名をつけられない場合、もちろん薬もでません。悪いところありません、といって帰されるパターンがこれです。

仮に「すこし様子をみましょう」といって痛み止めを処方された場合、
感覚が麻痺してしまい、体の毒素は押さえつけられたまま蓄積し続け、外にはでません。痛みがおさまると直ったような気がします。

↑ 私もこの状態がありました。月1で救急車で運ばれて、
点滴をしてもらって落ち着きますが、次の日検査してもなにも悪くないといって薬もでませんでした。

本来なら、乱れているエネルギーを落ち着かせ、休息を与え、毒素を排出する必要があります。再発するのは、今度は1からのスタートではなく1.2.3.4を繰り返すうちにたまっていくので、3.4.5とステージがあがっていきます。
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5.それぞれの病気の特性が体の症状として現れます。アーユルヴェーダでは、上記4つの過程を経てこのステージにきますが、西洋医学の場合、ここで初めて病名がつきます。血液検査や胃カメラなどの検査で「陽性」とでるのもこの段階です。しかし、この段階でも、検査や不調を無視した場合、次のステージへと進化します。


6.似たような症状(たとえば胃がいたい)でも、その病気がなんなのかがわかるように選別できるレベルです。胃潰瘍なのか、肝炎なのか、食道炎なのか、筋肉痛からくるものか、という風に、お医者さんが診断し、処方してくれる段階です。







ちょっと休憩。  深呼吸。









別に脅かすつもりで書いたのではありません。この部分を勉強した時、「もしもっと早くこの知識があれば」と思いました。


では、病気にならないようにするにはどうしたらいいのか?これもちゃんとアーユルヴェーダを伝えた5000年前の聖人達は書き記しています。


アーユルヴェーダの知識は何もお医者さんのためのものではありません。


自分が、みんなが、病気にならないための、幸せに生きるために必要な「知恵、学問」です。


実は、お友達が脳の病気になり、誤診だったこと、治療が遅れたことで後遺症がのこりました。


自分が情けなくなりました。アーユルヴェーダにこんなにもたくさん触れているのに、自分の知識や、情報は人に伝わってこそ、役にたつんだと思いました。


大切な人が、苦しんだりしませんように。

みんな笑顔でずっといられますように。

自分自身への意識の再確認のためにも(こうしてアウトプットすることで自分にとって一番の勉強になります)できる限り、こうした発信を心がけていこうと思った一日でした。


字ばっかりで、つまんないですが。。。。。いろいろ試行錯誤してみます。絵とか、マンガとか、イメージ画像とか。(固定観念が生まれてしまうと誤解を招くかなぁと心配なのですが)


また他の視点から書いていきます。