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先週は彼のおかげでいい勉強になりました。
若干32歳のインド企業のとある建設会社の海外事業部の主任。

もちろん日本初めて。しかも来日した日が誕生日
遊びも仕事も全開なカレでした。


最後の送別会。
短い間でしたが、非常に勉強になりました。思い出す、といったほうが正しいかな。

彼の会社はまだ設立して6年ほどのベンチャー企業。それでもインドの将来を信じ、日本企業と提携することができれば今4000件ある建設プロジェクトにも入札できると考え社長命令でコンタクトをとろうと考え、来たわけです。

彼に限られた時間は、3日間。

早朝ついたその日からAPO3件、そして2日目は現場も見学。買い物もままならないといったハードスケジュール。それでもワタシに「○○のアポイントは入りましたか?」と催促。日本人並みにとにかく自社の強み・これからのインドへの可能性・そして提携のメリットを語っていました。

名だたる会社にいわゆる飛込みのような状態でいっても、物怖じひとつせず、日本語が話せないことなんかおかまいなしに相手に英語で話しかける。さすがに日本側も英語がたっしゃな方ばかりでしたので非常に助かりましたが、それでもビジネスシーンでのインドの営業は、ちょうど10年前の体育会系営業とうりふたつ。
きっと、こんな風にワタシも他の人にみえていたのだろうなぁと思えたぐらい


でも、勢いがある。
元気がある。
熱意がある。
若さがある。

ひとつひとつ細かく質問し、掘り下げていくのに対して、つい先方も話の「芯」を話し始める。そうそう、まずはつかみの後で話の先を聞いていくんだよね。


今は時代が違う、という人はいるけれど、そうかな。

モノを買う、モノを売るというそのプロセスが好きだしそこに人の気持ちが動くからおもしろいんだと思う。あ~、いつからあきらめるって事を覚えたんだろうな。ワタシ。そんな彼に刺激をうけて自分も少し見習ってみようと思いました。


毎日朝8時から夜12時まで仕事してても、やっぱり楽しかった時代がありました。この前ブログにも書いたけど、具合が悪くなったときは「何もしてない時」だった。


人にもよるけど、自分はやっぱり目標があって、人のために頑張れて、それが結果に反映される営業があってると思います。今はその幅が広がって、人と人をつなげたり、システムを考えたりすることもあるけど。モノが売れる仕組みって考えるのメチャ楽しいものねバブルも不景気も第2次ベビーブームも少子化も経験している30代40代がこれからの日本をどんどん動かすとなかなか面白くなる、と思っているのは私だけでしょうか?


やっぱり何をしているときよりも仕事のこと考えてるほうが楽しいのです。これはしばらく続くような気がします。








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