現在、ノーマカフェでは多岐にわたり様々な活動をしていますが、そのすべての活動の中心にあるのが「関わりをつくること」
東郷町で家族のような関わりを創出していく「ささえあい家族プロジェクト」を進めているのです。
今日は私が思う「関わり」の大切さを書こうと思います。
それはすべて他とのかかわりで成り立っていると思う。
本来、自分だけで得られるものなんてない
土地、食べ物、すべての物質、時間、自分の身体でさえ自分だけで得られるものではない
その証拠にすべて自分の思い通りにはならない。
なのになぜか「お金」が介在するとそれが「当然」「当たり前」と権利を主張するようになる。
お金を払ったから「わたしのもの」と
そしてお金があれば幸せ
なければ不幸せ・・・・
しかし私は思う
お金で買えないものの大切さを
それは目にみえないもの
それを一言で言うと“かかわり”
すべてのものは“かかわり”によって成り立っている
人と人、人と自然、自然と自然
土地、食べ物、すべての物質、時間、そして自分
かかわりがなかったら存在していないのではないか?
それなのにお金、つまり経済性を優先するあまりに、その大切なかかわりが見えなくなってしまってるのが現在だと思う
今のかかわりはほとんどのものに“お金”とのかかわりが介入している
そして本来大切なかかわりが見えなくなってしまっているとおもうのだ
ということは、お金がなければ大切な”かかわり”が見えてくる
とはいってもお金が要らないと言っているわけではない
お金の価値を“物質”ではなく“かかわり”にみつけるようにならなければいけないと思う
そうすれば様々な問題は解決するような気がする
環境、教育、家庭、医療、食料・農工商のありかた・・・・
質より量や価格
中身より外見
深いより浅い
関係性より体裁
実践より情報や知識
みんな、かかわりが 薄いものばかりが優先するされているような気がするのは、私だけだろうか?
かかわりを大切にすると、金儲けにはならないようになってきてしまったような気がする。
みんな昔と比べると、便利快適になった分、“かかわり”が少なくなっているのでは?
だから、私はノーマカフェやめぐみの会で、一過性ではなくちゃんと〝かかわり〟を作っていく活動に切り替えた。
人と人との、かかわり
人と自然との、かかわり
人とものごととの、かかわり
たぶんそれば、ちゃんと地に足をつけて、同じところ、同じ人と、同じ時間を過ごすことを大切にすることで、みつかる新しい価値となっていくような気がします。