ここは、かつて、古墳時代のお墓がありました。

 
ここに埋葬されていた人は、野間連(のまのむらじ)と言う、物部氏系の豪族です。
 
 
小学校を建てる時に、発掘され、能勢町文化財第一号に指定された、銅鈴(どうれい)三口が出土されました。
 
銅鈴は八角形で、金メッキが施されていました。
 
 
当時の人々が、野間神社に宝物として、奉納しました。
 
大規模な圃場整備の為、当時の面影はありませんが、ここで祭祀が行われていたことは確かです。
 
野間神社に繋がるこの古墳は、御旅所から真北にあります。
 
御旅所が造られたのは、この古墳をお祀りする為だと思われます。
 
 
この古墳を、当時のように、斎き祀ることが大切だと思われます。
 
 
 
(野間神社宮司 畑 修一拝)