さて今回のPINGの発表会シリーズ最終回。
 
新しく出たパターの紹介です。
 
今回の発表会では、いつものことながら何が発表になるかはPINGさんからは何も聞かされていなかったわけですが、ネットにはすでにいろいろと情報が出てて、G410LSTとBLUEPRINTアイアンだろうな〜というのは予測していました。
 
しかし、このパターは会場に行ってから始めて見ました。
 
 
PLD BRUZER(PLD ブルーザー)パター。
 
このパターはPINGパター研究開発室(PING Putting Lab Design)から生まれた限定シリーズ。
 
PINGの本社(アメリカ・フェニックス)で全てが制作されているパターです。
 
本体の黒い部分はアルミの削りだしなので、柔らかい打感で繊細なタッチを出すことが出来る。
 
 
ヘッドの後方の猫の耳のような部分は高比重カッパーが使われていて、最大級の慣性モーメントを実現しており、転がりも良くミスヒットにも強くなっています。
 
裏から見るとこんなふうに高比重カッパーが取り付けられています。
 
 
もうね、持っただけでこのカッパー部分が重いってのがよく分かるんですよ。
 
んで、実はフェース部分にも高比重カッパーがインサートされています。
 
 
トゥとヒール側にカッパーが見えますね。
 
このフェース部分のカッパーとヘッド後方部のカッパーにより究極の重量周辺配分を可能にしています。
 
PINGの創始者カーステン・ソルハイムさんが今パターを作るとしたらどういうパターを作るのだろうか?ってことで設計されたのがこのパターだとか(たしかPINGの人がそんなことを言ってたと思う)
 
 
このパター、質感も良くてなかなか格好いいのよ。
 
ソールのロゴの入り方とかもなかなか良い感じ。
 
ネックはスラントネックです。
 
 
でもね、ぶっちゃけて言うと、ちょっとスパイダーに似てない?って思いましたよ。
 
そう思った人も多いんじゃないでしょうかね?
 
んで、ちょっと打ってみました。
 
僕はズパイダーのショートスラントネックを持ってて使っていますが、これが全く打った感じが違う。
 
たしかに形はちょっと似ているんですが全然違う。
 
まず打感は柔らかめでとても気持ちよく、音もコツっとしっかり聞こえるので気持ちいいし、距離感も合わせやすい。
 
そして転がりがめちゃくちゃ良い!
 
ヘッド後方部のカッパーの重さがしっかりとボールを押し込んでくれる感じ。
 
ヘッドの挙動もかなりオートマチックにまっすぐ動いてくれる感じで、構えた方向に真っ直ぐボールが転がってくれるので、短めのパットなんかはかなり楽になる気がします。
 
ヘッド形状とサイトラインの入り方も絶妙で、目標に対して真っ直ぐに構えやすい。
 
スパイダーも直進性が高くて良いパターですが、このブルーザーはさらに良いかもしれない。
 
いや〜このパターなかなか凄いっす。
 
発表会に来てたライターのツルちゃんと鹿又さんもかなり高評価だったみたいで、ツルちゃんは買うって言ってたな。
 
僕もこのパターかなり欲しいですが、さすがにかなり手間のかかっているパターなので、数量限定な上に、お値段がなんと6万円!
 
ええお値段ですな〜。
 
僕はマスダゴルフのSTUDIO-3を注文しちゃってるから、ちょっとこのパターは無理だな〜。
 
ツルちゃんが買ったらちょっと使わせてもらおうと思ってま〜す。