ちょっと前に短尺ドライバーの話を書きました。
短尺ドライバーを使ってみたきっかけは、フジクラさんから発売された短尺用シャフトSpeeder SLKを使ってみたこと。
このシャフトで44インチで組んだドライバーを数ラウンド使ってみたところ、これがかなり良くて、すっかり短尺ドライバーがお気に入りになっちゃいました。
そのあたりの話はこちらの記事で
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藤倉さんの短尺用シャフトSpeeder SLKをひと足早くお試し!
上の記事でも書きましたが、短尺にすることで確実に振り切りが良くなって、ミート率も上がる。
普通なら短くなることでヘッドスピードが落ちて飛距離も落ちるんじゃないかって思うわけですが、実際には僕はヘッドスピードはほば変わりませんでした。
しかもミート率が上がったことで、飛距離が落ちるどころか逆に伸びるような結果に。
ってことで、クラチャンの予選でもこのSpeeder SLKを使って、見事に予選突破しました。
やっぱね曲がりにくいってこともあって、大ケガが少ないこともあって、確実にスコアに影響してくるんですよね。
ちなみにSpeeder SLKはキャロウェイのエピックフラッシュ サブゼロに挿しています。
Speeder SLKっていうのは短尺専用設計されたシャフトなので、普通のシャフトを短くすることによるデメリットを解消しているわけです。
たとえばバランスが出なくなるとか、ボールが上がりにくくなるとかね。
なのでSpeeder SLKだと44インチに組んでもボールの高さはしっかりと出るし、鉛なんかでヘッドを重くしなくてもバランスがちゃんとでるんです。
このあたりがSpeeder SLKというシャフトの凄いとこ。
このSpeeder SLKを使い始めてから、短いシャフトのことが気に入っちゃて、普通の長さのシャフトも少し短く握って振るようになりました。
さすがに弾道は少し低くなるのですが、ラインは出しやすくなるし、曲がりが少なくなるんですよ。
そうなると、もう他のドライバーのシャフトもいっそのこと短くしちゃおうかと思い始めるわけ。
で、切っちゃいました!
エピックフラッシュ サブゼロに挿して使っていたLOOP LXを思い切ってSpeeder SLKと同じ44インチにしちゃいました!
ちょっと心配だったバランスですが、やはりあまりバランスは出なくてC8くらいになちゃいます。
同じヘッドでもSpeeder SLKだとたしかD3くらい出ていたと思うので、これはかなり違いますね。
振ってみた感じは以外にも普通に振れて、ヘッドを感じないってなことはなく、あまり違和感がなかった。
Speeder SLKは少ししなりが大きく作ってあるのですが、LOOP LXはもちろん短尺用ではないのでそういうことはないんだけど、僕のLOOPの LXはSRなので、短くしても多少しなりを感じます。
SRだったというのがけっこう違和感なく振れた理由のひとつなのかもね。
で、実はぶっつけ本番でラウンドでこのドライバーを使ってみました!
結果的にはなかなか満足な結果に。
フェアアウェイキープ率は71%で、飛距離的にも多少はばらつきはあったものの、まあまあ飛んでた。
バランスが軽すぎるような感じはしなかったし、けっこう振りやすい感じでした。
ただ、もう少しヘッドが重くてもいいのかな〜って気も。
エピックフラッシュ サブゼロはもともとそこそこヘッドが重いのですが、やはり普通のシャフトを短くしちゃうとバランスが出なくて、ちょっとヘッドを軽く感じますね。
なので、次のラウンドではちょこっと鉛を貼ってヘッドを重くして使ってみようかなって思っています。
なかなか高価なシャフトを短くするってのは勇気がいるわけですが、Speeder SLKで短尺シャフトの良さを知っちゃったので、今回思い切っちゃいました。
なかなかみなさんに「切っちゃいなよ!」とは言えませんが、ドライバーが上手く打てない人には、もしかしたら短くすることでけっこう良くなる可能性を秘めているかもしれません。
一番いいのはSpeeder SLKを使ってみるってのが良いと思いますけどね。
とりあえず短いシャフトがマイブームです。
この前のチャンピオン杯の予選・決勝は45インチで組んだコンポジットテクノのフルスロットルを短く持ってプレーしましたが、さすがにこのシャフトを短くするのはどうかなって感じもするので(あまり短くするのには向かないシャフトかと)これはこのままで、短くしたシャフトとでエースを決めようかと思っています。
コースによって使い分けるってのもありかもしれないですけどね。