昨日の話の続きで、PINGのG410シリーズの話。
今日はまずG410フェアウェイウッドから。
今回のフェアウェイウッドは3種類あって、左からLST・スタンダード・SFT。
まずはスタンダード。
フェースはFORGEDマレージングC300フェースでさらに初速が速くなっています。
そしてヘッド後方にウェイトを配することで慣性モーメントはかなり大きく、曲がらず飛びます。
重心位置は約2%低く、フェースよりにしたことで最大初速と飛距離を生み出すそうです。
顔はあまり後ろに長くないようなスッキリした顔で、クラウンにはもちろんタービュレーター搭載。
前作に比べシャローになっていて、3%ボールが上がりやすくなっています。
スタンダードモデルは3番から9番まで4種類のロフトが用意されていて、3番のロフトは14.5度、5番は17.5度となっています。
カチャカチャでロフトは最大±1.5度までの調整が可能となっています。
そしてSFT。
ヘッド後方部のウェイトが少しヒール寄りになっていて、ボールが捕まりやすくなっています。
ロフトも3番で16度、5番で19度とスタンダードモデルよりも少し寝ていて、ボールが上がりやすくなっています。
地面からフェアウェイウッドだとボールが上がらない人や捕まらない人はこのSFTがいいでしょうね。
ヘッドもスタンダードより少し大きいので安心感があります。
そして最後にLST。
このLSTは3番しかないのですが、これはG400のストレッチ3というモデルの後継機種となります。
ストレッチ3はロフト13度で、ヘッドは少し大きめだったのですが、このG410LSTはロフト14.5度。
ヘッド体積はストレッチ3が193ccだったのに対し159ccとかなり小ぶりになっています。
ロフトが寝て、ヘッド体積は小さくなっているのですが、それでも前作より飛ぶモデルになっているということなんでしょうね。
PING契約の大出プロはストレッチ3を愛用していたらしいのですが、このG410 LSTに変えたら初速が上がり、スピン量が減り、ロフトが多いにもかかわらず10ヤード以上飛距離が伸びたようです。
次にハイブリッド。
これもフェアウィウッド同様ヘッド後方部にウェイトがあり、深低重心となっており、ボールは上がりやすくミスヒットにも強くなっています。
前作G400のハイブリッドはけっこう評判が良かったので、このG410ハイブリッドも期待しちゃいますね。
そしてG410アイアン。
前作に比べてフェースのたわみが12%アップしており、飛距離性能がアップしています。
そして構えてみると
前作よりも少しシャープな顔つきになってます。
Gシリーズのアイアンは基本的にまあまあのグースネックだったのですが、これはかなりグースが少なくなって構えてみた感じGシリーズのアイアンじゃない感じがします。
ちょっとスッキリ顔になったので、今までグースがきつくて構えにくかった人も使いやすくなるんじゃないでしょうか。
トゥ側にはウェイトが付いていて、重量周辺配分がさらに拡大され上下左右の慣性モーメントが前作比14%も大きくなっています。
そして最後にアイアン型で中空のハイブリッドG410クロスオーバー。
これめっちゃ格好良い!
前作よりも薄く小さくなって、本当にかっこいいけど、ちょっと僕たちアマチュアには難しそうに見えちゃいますね。
構えてみても本当にシャープで、アイアンの流れで使えそうなクラブです。
なんと前作よりも約20%もソール幅が狭くなっているらしい。
シャープな形状ながらヘッドのトゥ側には前作比1.5倍の重さの高比重タングステンウェイトを搭載していて、ミスに強いヘッドに仕上がっています。
このG410クロスオーバーは2番から4番までの3種類がラインナップされています。
こんなクラブがバッグに入っていたらカッコ良いですね〜。
ちなみに永野竜太郎プロはこのG410クロスオーバーの2番で270ヤード以上ぶっ飛ばしていました。
今回の発表会にこられていたプロたち。
左から大出瑞月プロ、鈴木愛プロ、額賀辰徳プロ、永野竜太郎プロ。
大出プロは初めてシード権を獲得したので今年は初優勝を目指してもらい、鈴木プロは怪我があって連続賞金女王は惜しくも逃したものの、今年もまた目指してほしいですね。
額賀プロは去年初優勝があったので、今年は2勝目。
永野プロはシードを落としたものの、QTで出場権を獲得しているのでシードはもちろん初優勝を目指してほしいもんです。
みなさん新しいG410シリーズを使って頑張って欲しいですね〜。
実はこのG410シリーズのクラブはすでにコースで試打させてもらっておりますので、近い内にレポートさせてもらいますね。
やっぱクラブはコースで打たないといろいろと分からないからね〜。
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