この前発売になった本間ゴルフさんのTW747シリーズ。
 
このブログでも発表会のことや、企画で試打したときのことを書きました。
 
 
 
 
んで、試打会とかのデータがかなり良かったので、僕の中ではTW747ドライバーがかなり気になる存在なわけです。
 
しかしやっぱ室内での試打で計測器でのデータでは本当のところはわからない。
 
室内だとプレッシャーもなく、思いっきり振れるからけっこう良い数値が出たりするのよ。
 
やっぱクラブってのはコースで実際に試さないと分からないわけです。
 
ってことで、早速本間さんにドライバーをお借りして、コースに持ち込んでラウンドで使ってみました。
 
TW747の2種類あるヘッドでは小さい方の455のほうが僕は良い数値が出ていたので、とりあえず455をコースに持っていきました。
 
 
ロフトは9.5度。
 
実はこのTW747の455ってドライバーはちょっと変わってて、もう一つの460よりもヘッド体積は少なく、ヘッド形状も構えたときにはあまり大きく見えないにもかかわらず、460よりも重心距離が長くて、慣性モーメントも大きいんですよね。
 
ソールのウェイトがシャフトから一番遠いところに配置されているからそうなってるのかな〜って思います。
 
なので、けっこうミスヒットには強いモデルになってるようです。
 
 
で、シャフトはこれ。
 
 
3本ある純正シャフトの中でいちばん軽量なVIZARD For TW747のS。
 
これはSで54.5g、トルク4.85の中調子のシャフトです。
 
 
で、早速ラウンドで使ってみましたが、1番ホールではほんの少しだけ右に出たものの、スライスはせずそのまま真っすぐ飛んでいって、フェアウェイギリギリ右サイドに止まりました。
 
弾道は中高弾道ってとこでしょうか。
 
少し右目に飛び出したので、そんなに飛んでないかな〜と思ってボールのところに行ってみると、いつもより飛んでる。
 
ホームコースで使ったので、飛距離はよく分かるんですが、いつもならそこそこいい当たりのティショットのときでも8番アイアンくらいで2打目を打つのですが、この日はPWでのショット。
 
ここまで飛んだことないってことはないですが、なかなかこんなに飛ぶことは少ないな〜って感じ。
 
その後は少しミスヒットなんかもあったけど、大曲りすることなく、一応フェアウェイにあったり、ほんの少しラフに入ったりって感じのショット。
 
やはりミスヒットには強いヘッドだな〜って感じです。
 
 
んで、捕まりですが、やはりそんなに捕まるヘッドではなさそう。
 
僕は今けっこうフェースターンしてボールを捕まえるスイングをしているのですが、それでもドローにはほぼならない。
 
ほとんどまっすぐの球か、落ち際あたりで少しドロー目になったりフェード目になったりって感じかな。
 
直進性は高いし、球も強めだと思います。
 
室内でのシミュレーションのときには軽いドロー連発だったのですが、やはりコースに来ると室内のときほど振り切れないのかドローにはならなかったですね。
 
やっぱコースで打ってみないと分からんな〜ってのはこういうとこ。
 
 
んで、5ホール目が左のOBが少し浅く、ちょっとアゲインストだったので、ドライバーを短く持って低めの球を打ってみたら、これが思い通りの低い弾道で真っすぐ飛び、多少のランも出てフェアウェイど真ん中でした。
 
ちょっとだけ打ち下ろしてるホールですが、そのショットの数値がこれ。
 
 
一番上の251ってのがドライバーショットしたところからの距離を表しているので、飛距離は251ヤードってことですな。
 
結構コンパクトに振ってこの飛距離だったら大満足ですね。
 
打感と音は室内で打っていたときとあまりイメージが変わらず、少し低めの音に、柔らかい打感でかなり個人的にはお気に入り。
 
 
シャフトは50g台で純正シャフトのラインナップの中では一番楽に打てそうなシャフトなのに、思ったよりしっかりしている。
 
けっこう硬さもあるし、しなりもそんなに多くない感じがしました。
 
カタログによると中央部分が硬くしてあるということだったので結構ハードに感じたのかもしれませんが、ただ、手元が少しだけ柔らかくしてあるようでその分切り返しでのタイミングはとても取りやすく、とても振り抜きやすいシャフトでした。
 
僕はたぶんヘッドスピード42前後なのですが、このシャフトで十分ですね。
 
もしかしたらSRとかでもいいのかな〜なんて思ったり。

 

シミュレーションのときには260ヤード中盤とか、当たったときは270ヤード越えなんていうショットが出ていましたが、さすがに本番ではそこまでのショットは出ませんでしたね。
 
しかし1番ホールのショットなんかは260ヤードくらい飛んでたような気がします。
 
なので、飛距離性能はやはりけっこう高く、ミスヒットにも強いドライバーという印象です。
 
ただ捕まりが良いわけではないので、スライサーにはちょっとしんどいかな〜という印象は受けました。
 
このシャフトだとやっぱヘッドスピードは42くらいは必要だと思うし、45を超える人でも使えると思います。
 
ただヘッドスピード45を越える人なんかは60g台のFDとかFPという純正シャフトも試してみると良いかもしれません。
 
 
やっぱこのTW747 455は僕的にはかなり好印象のドライバーですな。
 
ただし、僕の打ち方とヘッドスピードでは、ちょっと頑張って打たなきゃならない印象。
 
このあたりは室内での試打の印象と少し違う。
 
ヘッドスピードが42〜45くらいでドローヒッターの人にはかなり飛ばせるクラブなんじゃないでしょうか。
 
もしくはちょっとヘッドスピードの速いフェードヒッターとか。
 
う〜ん、このドライバー僕はちょっと欲しいのですが、実はヘッドの大きい460も借りているので、そっちも試打してみようと思っています。
 
460はシミュレーションのときにはちょっと球が高すぎて、僕には455のほうが良いな〜と思っていたのですが、コースで打つとこれもまた印象が変わるかもしれません。
 
そのインプレはまた今度。
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