昨日に続きXXIOX(ゼクシオ テン)の試打レポートです。
今日はアイアンセット。
昨日僕が試打したのは5番からSWまでの8本。
シャフトはN,S,PRO 870GH DST for XXIOスチールシャフトと、MP1000カーボンシャフトの2種類。
バックフェースはこんな感じ。
ドライバー等と同じ流れのデザインでオレンジのラインが入ってますね。
深めのポケットキャビティになっています。
ロフトは7番で29度とストロングロフトで、長尺化もされており飛距離が出るようになっているようです。
ソール幅も広く、タングステンをソール後方に持ってくることにより、低重心と深重心化してボールの上がりやすさや飛びを実現しているそうです。
またドライバー等と同様に芯に当たりやすく設計されているそうで、アマチュアが芯で捉える確率が前作比11%アップ、飛距離で+3.3ヤードとなっています。
難しい話はダンロップさんのサイトで見てください。
で、ラウンドで使った感想ですが、打感はチタンフェースのたわみのおかげか柔らかめでした。
飛距離はだいたい自分の使っているクラブと比べると半番手分くらい飛んでいたような気がします。
しかし昨日は雨と寒さで飛距離が出にくいというコンディションだったので、普通に晴れていれば、約1番手ほど飛んでいたかもしれません。
球の高さは十分な高さが出ていました。
構えた感じですが、まあまあグースがあって大きいヘッドですが捕まりは悪くはないです。
ソールはこんな感じ。
個人的にはアイアンももう少しバウンスがあったほうが、フェアウェイでのダフリ等のミスには強くなると思います。
でもソール巾が広いので、ダフリに弱いわけではないですけどね。
シャフトですが、重さ的にはSで89gのスチールシャフトのほうが安定して振りやすかったのです。
ただ、僕はけっこう上からクラブが入って打ち込むタイプなのですが、僕の打ち方tヘッドスピードだと、少しヘッドがインパクトの時に戻ってこない感じがあって、少し右に出る球が出ましたね。
やはりこのあたりもターゲット層のゴルファーにピッタリのシャフトが付いてるってことなんだろうと思います。
あまり打ち込まないようにゆっくり目に振ると球筋は安定しました。
スチールシャフトよりもかなり軽い(Sで52g9のカーボンシャフトですが、こちらはインパクト付近でヘッドがちゃんと戻ってくる感じがして、いつもどおりに振っても真っすぐ飛びました。
スチールシャフトよりもカーボンシャフトのほうが捕まりが良さそうですね。
なかなかこのカーボンシャフト気に入りました!
んで、ちょっと面白かったのがウェッジ類。
まずはAW(49度)を構えてみるとこんな感じ。
で、次にSW(56度)を構えるとこんなの。
上の方の写真と比べてもらうとわかると思いますが、不思議なことに8番とかは結構グースネックなのに、AWはグースが少なく、SWは出っ歯に近いくらいリーディングエッジが出ています。
セットもののウェッジですから、グースの度合いとかは揃えるのが普通なのかな〜と思うのですが、まるで別売りで買ったウェッジのように、ちょっと顔つきが違うんですな。
う〜ん、それってどうなんだろう?と思いながら使ったのですが、これがめっちゃ使いやすい。
特にSWはソールが秀逸で、めちゃくちゃ打ちやすいし、ダフったりトップしたりのミスは出にくいし、バンカーも簡単、スピンもめっちゃ入るんですよ。
いや〜これにはマジで驚きました!
このSWだけ別売りで買いたいくらい気に入っちゃった。
ソール幅は広めでとても抜けが良いです。
バウンスが何度かはカタログに載ってなかったので分かりませんが、この写真の感じだとけっこうありそうですね。
開いても使えるんだけど、バンカーとかでもほぼ開かなくても十分に使いやすかったです。
こういうのはやっぱコースの芝から打ってみないと分かりませんな〜。
セット全体としては、やっぱよく出来たアイアンだなという感じを受けました。
とても振りやすいし、上がるし飛ぶし。
本当にこういうアイアンを使えば楽にゴルフが出来て楽しいんじゃないでしょうか。
そして何度も言いますがSWの出来が素晴らしかった。
ただ、見た目の流れにはちょっと「?」が残りますが・・・意外とみんな気にならないのかな。
最後に試打で使った紫カントリークラブ 紫あやめ36 ですが、都心からも結構近く、落ち着いた林間コースの雰囲気で、とても良かったです。
グリーンの状態もよく、ずっと雨が降っていましたがグリーンの転がりは変わらず、最後までとても良い転がりでした。
なかなかオススメコースですよ。
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