三度目の正直なるか? | バス釣り空手自動車整備…だけじゃない

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開幕から2連敗中の川へ行ってきた。

 

釣果には関係しないはずだけど、連敗時には現地のコンビニでいつも買うカレーパン等が売り切れていた。

それが今回は買えた。

 

お約束の物を買えると流れが戻ったような気になるのは自分だけ?

 

そんな些細なことに気を良くして川に到着。

 

ようやく菜の花が咲き始めた。

 

 

川原には雑草の緑が増えてきた。

 

山の木々も一気に芽吹き、先週とは雰囲気がガラッと変わった。

 

 
小雨混じりの曇天で写真は暗めだけどね。
 

期待していつものポイントへ向かう。

 

水量は少な目、というかここ数年はこれくらいが普通か。

 

最近は全く釣れてないが、途中のピンポイントを念のためチェック。

 

そして反応無し。

 

釣れてた年以外は全くダメだから、あの時だけは底の地形が良かったんだろうね。

 

足を進めていくと、誰かが前日に入ったと思われる新しい足跡がある。

 

これは先週、先々週もあった。

 

魚が多い川ではないから前日に抜かれているとキツイけど、魚が動いてるなら入れ替わりはあるだろうし、スモールマウスでは春先に同じ魚が釣れることはよくある。

 

何せ今日はいつものカレーパンを買えたんだ。

 

いつも通り釣れる…はず(笑)

 

ポイント到着。

 

地形がまた少し変わっていた。

 

そのせいで逆V字ゾーンの形成がはっきりしてないが、そこから開始。

 

魚が居たら10投以内に釣れる。

 

…が、反応無し。

 

魚の居場所となっていた辺りに砂が入り込んでいるのが良くないように思えた。

 

それに、この流れ方では魚の居心地も悪そうだ。

 

ここで右足にひんやり感が。

 

実は先週あたりからウエーダーの水漏れが気になるようになっていたのだが、漏れは少なかったのでそのまま使っていた。

 

この時も酷くなりそうな感じはなかったから、きっと大丈夫だろうと続行。

 

周辺をチェックするも反応は無い。

 

これは前日釣られてるからダメなのか、それとも前日もダメだったのか。

 

多分後者だ(ということにしよう)

 

カレーパン買えたから期待したんだけどな。

 

次のポイントへ向かった。

 

 

 

水が減ったおかげで岩撃ちポイントにも流れの緩急が見られるようになった。

 

とはいえ、良かった頃ほどではないけどね。

 

先の所もそうだが、ここも去年の大増水で変わってしまったポイントだ。

 

岸の砂が崩れ、釣れてた岩の周囲に堆積した。

 

その岩では釣れなくなったし、流れも変わった。

 

幸い良い時期が終わってからの変貌だったが、それが今年どんな影響を及ぼすのか。

 

良さげな所を順番に撃っていく。

 

ワームが岩にスタックしてラインに流れの抵抗がかかった時の感触は当たりによく似ている。

 

手元に伝わるのはそんな信号ばかりだった。

 

…が、

 

(これ、魚だろ)

 

うん、そうだ。

 

久しぶりだけど魚に違いない。

 

ロッドを倒してラインを少し送り、リールを巻きながらフッキング。

 

〈グイ~~~ン〉

(よし、掛かった)

 

久しぶりに味わうこの一連の感覚。

 

当たりを感じて掛ける快感は釣りの醍醐味の一つだ。

 

次の醍醐味は魚とのファイト。

 

しかし引きは強くない。

 

これは楽勝と思って寄せてくると、

 

[ギリッ、ギリッ]

 

と嫌な感触が伝わってきた。

 

寄せた付近の岩にラインが当たっている。

 

ここは躊躇せず強引に岩から引き離す。

 

その直後、

 

〈ダパーーーン!〉

 

魚が川面から躍り上がった。

 

確実に40cmはある。

 

寄せながら岸へ移動していくと、こちらに気づいた魚がダッシュを見せた。

 

[ジィッ・ジィーーーッ]

 

ドラグが鳴る。

 

リーダーが古くなってきてるからドラグはいつもより弱めにしてあったが、それを差し引いてもスモールマウス本来のパワーではない。

 

正しくシーズン開始直後の引きだ。

 

貴重な1本を逃したくないので、寄せ直してサッサと岸へ引き上げる。

 

( ん!? )

 

思っていたより大きい。

 

そして抱卵で腹パンかと思ったら、そうではない。

 

やっぱり釣れ始めたばかりなのか?

 

でも、4月初旬に漁協の人から腹パンのメスが釣れた話を聞いてるのだが?

 

これをヨンキューと言っても文句言う人はいないと思うけど、尾びれを広げるとわずかに届かなかった。

 

 

このサイズは大抵メスなのに、お尻の赤いボッチがない。

 

オス?

 

いやいや、これは顔も体型もメスだろう。

 

どちらにせよ、やっと釣ることができた今年1本目のスモールマウスがこのサイズなのは素直に嬉しかった。

 

重さは2kgジャスト。

 

 

これまでの反応があまりに無かったので、今年は全然釣れないんじゃないかと不安だった気持ちがこれで払拭された。

 

満たされて落ち着いた気分になり、元気も出てきた。

 

チェックを続けていくと、瀬尻の逆V字ゾーンで当たりらしきものがあったが、それは乗らずじまい。

 

もしかしたら当たりではないかもしれないし、違う魚種だったのかもしれない。

 

このエリアを1往復してる間に右足の湿った感覚が強くなってきた。

 

大丈夫と思っていたウエーダーの寿命がいよいよ来たようだ。

 

今日はこのまま我慢しなきゃ。

 

(漏れが酷くなる前に…)

 

次のポイントへ足を運んだ。

 

 

 

こちらにも足跡があった。

 

そして魚がつく岩陰にも砂が入り込んでいた。

 

少しだけやって車に戻る。

 

そして次の場所へ移動。

 

ここにも足跡が。

 

釣りできる場所が限られているから仕方ない。

 

ウロウロしてノーバイト。

 

変わったトンボがいた。

 

 
この時期に羽化するトンボもいるんだな。
 
(追記:調べて自分が出した結論はヒメクロサナエ)
 
最奥の景色も先週とは一変。
 
 
天気と撮影位置が違うけど、これが先週。
 
 

あろうことか戻る時に空のネストを発見。

 

 

かなり近くまで来て気づいたから魚は逃げたのか?

 

このエリアの上流側をチェックしてもう一度見に行ったが相変わらず留守だった。

 

前日に釣られたのかも?

 

それとも水位が下がって放棄したか。

 

まあよくあることだ。

 

ここのチェックを終える頃には右足はグジュグジュ。

 

次を最後の場所にしよう。

 

行くのはもちろん釣れたエリアだ。

 

そして再チェックでは何も起こらず、本日の釣りは終了。

 

右足は更にグジョグジョになっていた。

 

 

 

 

ようやく釣れた今年1本目のスモールマウスは、幸運にもヨンパチ超えの2キロという満足サイズ。

 

木々や草花もやっと活気づいてきた。

 

上向きの兆候が見られたところで、来週はいよいよ連休。

 

後半は代掻き水が入って濁るから28日に行こうかな。

 

次もカレーパン、買えるかな?(笑)

 

 

 

P.S.

 

右足を乾かし、素足でスニーカーを履いて帰途についたが、靴下が無いと蒸れて臭くなるから良い気分はしない。

 

我慢できなくなって現地のワークマンに寄ってソックスを調達。

 

ワークマンのは安くて丈夫だから愛用している。

 

有難いよね~。