盆休み前半の川の水位は11~12cm(自分が目安としている観測地点の値)という低い状態が続いていた
待望の雨が降って、13日の16時には96cmにまで上昇。
水位の低下具合から14日がチャンスと思ったが、この日は法要で行けない。
今年の盆休みは家でグータラ過ごすことになりそうだ…なんて思っていたら、恵みの雨で15日16時には90cmまで上昇。
13日の時より水位の低下スピードは遅かったが、それが上手い具合にハマりそうなので16日の出動を決定した。
川に到着、良さげな水位に笹濁りなので期待できそうだ。
こんな時に、ごくたまに釣れるポイントで、自作スイッシャーでヨンパチが釣れたことがある。
ここ数年は全く釣れていないけれど、車に一番近いポイントだし、チェックはすぐに済むのでやらない手はない。
確率はかなり低くても、やらなきゃ分からないからね。
ベイトタックル1本だけを持っていき、1oz以上ある自作スイッシャーが要所を通るように引いたけれど、結果はいつも通りだった。
車に戻って本格出動の装備が整う頃、同種族の車が駐車スペースにやってきた。
挨拶をしてお約束ポイントへ向かったが、スマホを忘れたことに気付いて車に戻る。
その間に彼は出動、お約束ポイントの対岸へ下りていった。
軽装備の彼ではお約束ポイントに行けないことは分かっていたけれど、あちら側から自分がやりたい所を撃たれるのは面白くない。
スマホを首にかけ、自分もそそくさとポイントへ向かう。
今回は自作スイッシャーからオチアユミノーに付け替えたベイトタックルもお供に加えた。
渡河ポイントの水位は予想より低かった。
渡りやすいのは良いけれど、思ったより水の引きが早いようだ。
後から調べたら、この時の観測地点の水位は52cm。
前に調子が良かった時は58cm。
観測地点では6cmの差だが、あの時の渡河ポイントは20cm以上も深かった。
こんな風に場所によって水位変化のタイミングが異なるところが、面白くもあり難しくもあるんだよね。
そういえば、前に挿し木した柳の枝は、流されてしまったようで見つけられなかった。
お約束ポイントに到着。
沖の岩は水面下にあり、手前の岩は川面からしっかり顔を出している。
その岩が隠れるくらいの水位が欲しいところだが、これでも盆休み前半よりは遥かにマシだ。
ヤマタヌキから投入。
対岸の彼も釣り始めた。
しばらくは何も起こらなかった。
逆V字ゾーンの居つきがすぐに釣れると思っていたんだけどな~。
続けていると、逆V字ゾーンで何やら怪しい反応が出始めた。
咥えているようだけど乗らない。
2.5インチのヤマタヌキでさえ食いきれないような小バスなのか?
2~3回そんな当たりが続いた。
(極小バスしかいないのか?)
(そいつら食いにデカバス来ないのかな)
なんて考えていたら、次の当たりでついにロッドがしなる。
(やっと乗った~)
が、引きは軽い。
難なくランディング。
25cmくらいだった。

小さいけれど、釣れて良かった。
ここで釣れなかったらどうしようと思っていたからね~。
そして1本目が釣れてから約40分後、ヤマタヌキでなかなか調子が上がらないのでスワンプにチェンジ。
すると、すぐに逆V字ゾーンの下流でバイト。
(よっしゃ!)
今度はまともな引きだ。
しかし、用心する程でもない。
(40cmくらいかな)
それでもバラさないように気を付けてファイトした。
いつも通りに砂地の水際へ引き上げた魚体は予想より大きかった。
(魚も猛暑に参ってるのかな)
痩せ気味の魚体がそう思わせた。
引き続き、逆V字ゾーン、下流の沖、中州状の岩まわり、右のシャローへのカケアガリ、これら実績のあるポイントを撃ち続けたが、次の当たりがなかなか来ない。
(今日は2本で終わりかも)
(ま、せっかく持ってきたから…)
ベイトタックルに持ち替え、オチアユミノーを2ジャーク1ポーズでリトリーブ。
下流沖から巻き上げてくると、ポーズの次のジャークで手応えが変わった。
(お!)
(久々のオチアユミノーフィッシュ!)
一瞬喜んだが、手応えは軽く、すぐに魚ではないことが分かった。
寄せてくると軍手だった。
(そう上手くはいかないか)
引き続きオチアユミノーを引きまくる。
できるだけ岩の右側ギリギリを通すようにキャスト。
流れが岩の向こう側へオチアユミノーを運んでいく。
(これは岩に引っ掛かるかも)
そう思いながら2ジャーク1ポーズで引いてくると、先程と同様にポーズ後のジャークでグンと重くなった。
(おお!キタぞ!!)
軍手とはまるで違う手応え。
〈グングン〉
間違いなく魚だ。
できるだけ早く岩の手前に寄せたい。
岩の右側を通すようにグリグリ巻く。
〈バシャッ〉
魚が水しぶきを上げた。
(いかんいかん)
強引に扱ってバレるのだけは避けなければ。
躊躇した直後、
〈グググググン!〉
(うおぉっ!)
急激にパワーアップ。
(これは…)
岩の左側を通して寄せた方が無難か?
試みると、岩の隙間からワサワサと生えている丈の高めの草がラインの通過を妨げた。
(無理してあれに引っ掛けたら取りに行けないな)
戸惑っているうちに手応えがまた変わった。
(バレた!?)
リールを巻くと、まだ掛かっているけれど何か違う。
何かに擦っているような感触が続いているが、おおのオリジナル20lbナイロンラインを信じて、強引かつ慎重に巻くしかない。
少しずつ寄せてくると、ついに嫌な感触が消えた。
(よっしゃ!外れた!)
強引の割合が増える。
ここから楽しい力比べの始まりだ。
…なんて思ったが、引きは相変わらず何かおかしい。
( !? )
〈パシャ〉
岩の近くで水音が上がり、魚の背中が目に入る。
(背掛かり!?)
フック3本が掛かっていることが分かり一安心。
魚は大人しくされるがままになっている。
まるで引っ掛けたウィードの塊のような手応えの魚を寄せ、砂地の水際に引き上げた。
(あれ!?)
意外に大きい。
見ての通り、オチアユミノーは魚と反対向きに掛かっていた。
威嚇の体当たりで掛かったのかもしれない。
測ってみると49cm、1870gだった。
掛かり方は何だけど、このサイズが釣れれば満足だ。
良い気になって投げまくっていたら、何だか楽に巻けるようになった。
(もしかして…)
ピックアップしたオチアユミノーを見ると、リップが根元から折れていた。
(やっぱりなぁ)
リップは分厚く、簡単には折れそうに思えないのだけど、使い続けていると突然折れるんだよね。
ボディーを動かすのにそれだけ大きな力がリップにかかるということだから、泳いでいるボディーはかなり強く周囲の水を動かしているといえそうだ。
そんなパワフルな泳ぎが持ち味のオチアユミノーが、サブサーフェスのI字系のようになってしまった。
これはこれで使い道がありそうだけど、ひとまず引退。
再びスピニングタックルに持ち替えた。
そして約30分後、
(よし!)
次の魚が掛かる。
1本目よりは大きいが、慎重になるほどのパワーではない。
難なくランディング。
40cmに届いてなさそうだけど一応測ってみる。
(37か8ってところか)
撮影しようとすると、ビッタンビッタン跳ねて水際の浅い所へ。
大丈夫だろうと油断していたら、間髪入れず一気に逃げられてしまった。
残されたメジャーシートが寂しげだった。
その後は1時間以上粘り続けても反応が無かった。
10時半を過ぎていたから、そろそろ釣れなくなる。
これで最後にしようと下流沖へロングキャスト。
すると、
( ん!? )
まさかのバイトで、45cmの1430gをキャッチできた。
これは今日一番のファイターだった。
ラストと決めたキャストで釣れたのは何年振りか。
そして、釣れてしまうと続行が決まり、ラストキャストではなくなった(笑)
しかし…
[コト・コト]
( ん? )
リールから振動が発生するようになってしまった。
最初はギアがいかれたと思った。
ちょっと調べたら、ベールがカタカタになっている。
どうやらスプリングが折れたっぽい。
しかし、07ルビアスのベールスプリングは部品供給が終わっている。
(どうするかな、これ…)
コトコトいうリールにストレスを感じながら続けたが当たりは来ず、11時15分頃に納竿した。
今回は43.5cm、49cm、45cmと良型混じりで5本キャッチという好成績。
そして何よりオチアユミノーで49cmが釣れたことが一番嬉しかった。
西根さん、久々にオチアユミノーがやってくれましたよ!!
有難うございました!
P.S.
終了時の目安地点の水位を調べたら40cmだった。
釣り始めでは52cm。
やはり今年は、開始時に50~60cmあると調子が良いみたいだ。
そこから減水していく過程で、お約束ポイントに魚が入ってきているような気がしている。