スモールマウスバスは冷水性と言われてるけど、いつも行く川の水温は過去に遠征していた川よりもずっと高い。
だからといって遠征してた川のスモールマウスの方が水温低下に強いかというと全くそうではなく、どちらの川でも冷えには滅法弱い印象がある。
今年は異常に暑かったので川のシーズンが長くなるかもしれないと思っていたが、最近は急に秋らしくなってきた。
日曜の明け方には降雨もある。
秋の雨は冷えることが多い。
これらがどう影響するか。
とりあえず行ってみた。
前回ミスった高速のインターをグーグルマップでしっかり確認しておいたのに、今回は使いたい区間の一部が通行止め。
それで前回のミスが役に立って、大回りは最小限で済んだ。
現地付近の路肩の温度計は19℃と、ついに20℃を下回った。
それでも涼しいといえる範疇で快適ではあったが、先週より減水していた。
いつものポイントから入る。
サンドバーの形状がまた変わっていた。
誰かが前日に残したと思われる足跡があった。
(魚、抜かれてるか?)
水温は思ったほど下がっていないから、魚が居たら釣れるはずだが…。
(全然当たらん)
しかも、お湿り程度だった雨が強くなってきた。
ベタベタに濡れるのはまずいので車に戻ってカッパを装着。
いきなり蒸し暑くなる(笑)
そして瀬尻エリアへ向かった。
瀬尻には前に会ったことある人が居た。
大きなハスは釣れたけど、バスは釣れてないという。
先週は良型を掛けたがバラしてしまったそうだ。
瀬尻は彼に任せて岩撃ちエリアを行ったり来たりしていた。
このエリアは水位が高くても低くても良くないことが多い。
今回は後者で、魚が居ないのか全く反応がない。
瀬尻の彼も色々ルアーをチェンジしてはいるけれど釣れてない。
(これはダメだ)
最初のポイントに戻った。
(う~ん)
今日はダメな気がする。
どうせダメなら色々な所へ投げて流れ方を確認しよう。
そうやって調査していると、
( !? )
(当たり…だぁ~!)
違和感からの巻き合わせ。
ロッドのしなりは小さいが無事に乗ってくれた。
グリグリ巻いて秒殺で岸へ引き上げた。
25cmくらい。
これでボウズから救われて気持ちが落ち着いた。
もしかしてこれから釣れ始めるのか?
ついついそうやって期待してしまったけれど、当たりはそれっきり。
数100m下流のポイントへ行くことにした。
ところが…。
(おるやん)
先行者あり。
最近よく車がとまっているから釣れてるのか?
それで久しぶりにメジャーエリアへ行く気になった。
蒸し暑さは落ち着いて、暑くも寒くもない快適な天候となっていた。
気になる所をやってみたけれど反応無し。
そして一番期待していた砂のカケアガリは遠すぎてウエーディングしても届かなかった。
ウエーダー越しに感じる水温はこちらの方が低かった。
何ともならなくて朝の場所へ引き返した。
瀬尻&岩撃ちエリア、そしてまだ入ってなかった朝イチポイントの対岸をチェック。
そしてバスの気配が全くないまま終了。
これだけ当たらないのは減水の影響だけではなく、秋めいてきた気候の影響もあるに違いない。
もう1~2回行ってみて同じような状況なら川は終幕だな~。