S山さんからの有難いお誘いに乗って、某湖のスモールマウスバス釣りに行ってきた。
現地到着、支度を整え、いざ出航。
貯水率が高かったのでボートを下ろしやすくて助かった。
いつもこれくらいだと嬉しいんだけど、こればっかりはその時次第。
曇天の湖上は快適そのもの。
天気予報によると、そのうち晴れに変わる。
この空ができるだけ長く続くことを祈った。
開始直後は二人ともトップで釣りたくてペンシルベイトを投げていた。
しかし反応が悪い。
ファーストヒットはどちらだったか忘れてしまったが、二人とも開始から長い時間をかけることなくファーストフィッシュを手にすることができた。
ただしトップではなくワームでだけど。
今回のスピニングタックルは川で使ってるのとは違い、フロロカーボンライン。
ラインがパラパラほどけて飛んでいくフロロのキャストフィールを懐かしく感じてしまった。
その後はポロポロと釣れていった。
出だしは珍しく自分がまくっていたけれど、それはS山さんが色々なルアーを投げていたのに対して、自分は釣れてるスワンプばかり投げていたから(最終的には抜かされた)
トップへの反応は、前半に頻繁に投げていたS山さんに乗らないアタックが数回あった程度で、出そうな所だけチョコチョコ投げていた自分は相手にしてもらえなかった。
雲が段々と減っていき、9時頃には青空が広がり暑くなった。
日陰に入ると体感温度が一気に下がって快適になる。
空気が綺麗だから太陽からの熱線がそれだけ強く降り注ぐみたい。
それでも自分がここに来た中ではかなり調子が良い日で、二人とも午前中にツヌケした。
他のボートも多く、これまでエリアを被ることはあまりなかったのに、今回は良さげなポイントをスルーしなければならないこともあった。
そのシャローに後から入ってみたら、やっぱり魚は居て、何匹か泳いでいるのが目についた。
しかし、攻められた後だったからなのか、それとも単にタイミングが悪かったからなのか、ルアーには反応してくれなかった。
不思議なのは、同じ様な小さな谷からの流れ込みでも魚が居たり居なかったりする所。
何が違うのだろうね?
最長魚は自分が釣った49cm。
岩盤の割れ目に綺麗にキャストが決まったと思ったら、フォール+αのスピードでラインが出ていくので巻き合わせして掛けた魚で、この湖での自分のレコードフィッシュとなった。
なかなか浮いてこないから、もしかして大きいのか?と思いながらファイトしたが、上げたら予想以上で驚いた。
コイツは久々に使った07ステラの粘っこいドラグをチリチリジージー鳴かせてくれた。
最大ではなく最長としたのは、見ての通りに痩せていて1605gしかなかったから。
S山さんが上げた推定48cm(しっかり測ってない)の方が良い体格をしていた。
自分が釣った魚は撮影していたので、数えてみると16本。
そして確かバラシが3本。
S山さんはもう少し上げてるはずだから、二人で35本くらいは釣ったと思う。
主に釣れたサイズは35~40cmちょい。
自分のヒットルアーは全部スワンプクローラーで、ほとんどが着水からのフォール中に食ってきた。
S山さんはイモケムシ、スワンプ、リルラビット、ベローズスティック等で釣り、一番活躍したのはベローズスティックのフリーリグ。
自分がここに来る時は外れ日になる傾向があったけど、今回は当たり日だった。
ここでの記録魚も釣れたことだし、行って良かった。
S山さん、お誘いいただき有難うございました!