『うしおととら』と『鬼滅の刃』 | バス釣り空手自動車整備…だけじゃない

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昔、週刊少年サンデーで連載されていた漫画『うしおととら』

 

妖怪と戦う羽目になってしまった少年『蒼月 潮』と相棒の妖怪『とら』の物語だ。

 

古本屋で全巻買って通しで読みたいと何年も前から思ってはいたが、なかなか機会が無かった。

 

『鬼滅の刃』を読み切った勢いで読みたくなって、ふとヤフオクで探してみると、全33巻+外伝のセットが何点か出品されてるではないか!

 

商品説明に『色褪せ汚れ擦り傷ございますが、中は綺麗な状態なので問題なく読めると思います』と書かれていたものを落札。

 

 

本編をぶっ通しで読んで、少し間を空けて、昨日外伝を読み終えた。

 

覚えている話もあれば忘れている話もあった。

 

なんせ連載が始まったのが30年前で、終了したのは24年前だからね。

 

しかし、今読んでも面白かった。

 

涙がこぼれたりもした。

 

やっぱりこれは傑作だ。

 

そして、読んでいくうちに気が付いた。

 

『鬼滅の刃』は、これをオマージュしてるんじゃないかと。

 

以下共通点。

 

両作品を読みたくなった人は、ここから先はネタバレ注意です。

 

それでも一応、『うしとら』で最も衝撃的だった内容は白文字にしてあります。

 

 

1.普通に暮らしている一般人の少年が運命的な流れで強大な敵と戦うことになる

 

これはよくあるパターンだから、どうこう言ってはいけないかな。

 

 

2.主人公に強い相棒がいる

 

とらは他の妖怪が畏怖する程の大妖怪で、禰󠄀豆子は鬼としても強い力を持っている。

 

ちなみに「ねずこ」の「ね」の正しい漢字は

で、普通の変換では出てこない。

 

「禰」なら出てくるから、よく「禰豆子」と書かれてる。

 

「禰」の略字体が「禰󠄀」だそうな。

 

ネット記事によると、ころもへんの「襧」も出回ってるらしい。

 

ぱっと見こちらの方が「禰󠄀」に近いから使われるんだろうと書かれていた。

 

今回はパソコンのIMEパッドから「禰󠄀」を、記事からのコピペで「襧」を打ったけど、両方ともちゃんと表示されないスマホがあるかも。

 

 

 

3.変化(へんげ)して戦う時のうしおの目も、鬼の目も、瞳孔が猫のように縦長

 

戦闘時のうしお

 

鬼の代表、無惨様

 

 

4.同じく目つながりで、ラスボス白面の者と不死川(しなずがわ)の目が…。

 

白面の者

 

不死川

 

毛の色も近いものがあるね。

 

 

5.西の長の高千穂空屋敷と鬼舞辻 無惨の無限城が似ている

 

高千穂空屋敷

 

無限城

 

おまけ

 

リアル無限城として話題になっている、福島県会津若松市にある芦ノ牧温泉「大川荘」

 

 

6.古(いにしえ)からの因縁がある

 

ラスボスは遥か昔から存在しており、対抗し得る技や武器も同様。

 

そして、それを唯一使えるのが主人公。

 

 

7.強大なラスボスに赤ん坊の要素が見られる

 

白面の者は鳴き声が赤ん坊

 

そして散り際に白面が「我が―― 呼ばれたき名は・・・」と見せたのは…

 

鬼舞辻 無惨の最期の姿

 

検索してたら、『AKIRA』のパ〇リと言ってる人も居て、ああ!そういえば!と思い出した。

 

ほんの少ししか読んだことはないけど、終盤で赤子の怪物が暴走してるシーンは印象に残ってる。

 

 

『うしとら』より古いから、ラスボスに赤ちゃんの要素を取り入れたのは『AKIRA』が最初かな?

 

他の作品にも似ている所がある。

 

赤子形態になる前の無惨が戦う様子は『寄生獣』みたいだと思ってたら、顔が裂けて口になる所まで同じ…。

 

ええのか?これ?と思ったのは自分だけではないようだ。

 

『NARUTO』にも類似点があるらしいけど、自分は読んでないから分からん。

 

…。

 

あー、いかんいかん。

 

『鬼滅』の粗探しではなく、『うしとら』をオマージュしてるんじゃないかという話だった。

 

 

最後にもう1つ。

 

前述したように白文字で記した『うしとら』の衝撃的内容です。

 

明らかになるタイミングは正反対だけどね。

 

知りたい人はカッコ内を反転して下さい。

 

とらは元人間で、白面の者はその中で実体化した

 

そして鬼も元は人間

 

 

 

ね~、オマージュしてると思えてくるでしょ?

 

だからといって、決してディスってる訳ではないので誤解なきようお願いします。

 

『鬼滅の刃』は漫画史上に残る名作なのは間違いないし、実際面白かった。

 

とにかく愛着が湧く魅力的なキャラクターが多い。

 

そして、息詰まる最終巻の怒涛の展開。

 

旨い物で満腹になったところに、更に腹に入ってしまうような旨い物を出してくる、そんな感じだった。

 

自分は今を時めく『鬼滅の刃』をダシにして『うしおととら』を持ち上げたいだけなのかもね。

 

『うしとら』は過去にアニメ化されてたけど見たことがない。

 

YouTubeにあるから、気が向いた時に見てみようかな。

 

もし、今の技術で『鬼滅』のアニメを作った会社が『うしとら』をアニメ化したら、きっと凄い映像になるだろうな~。

 

 

 

追記(2021/01/04)

 

もう1つあった。

 

うしおも炭治郎もバケモノ化して元に戻った。
 

う~ん…。