日曜は朝から琵琶湖へ行くつもりで起きたのはいいけれど、最近のお約束で睡眠欲に負け、結局は夕方からの出動となった。
着いてから最初にしたのは自作スイッシャーのスイムテスト&ロッドの使用感チェック。
実は晩春から初夏あたりに中古で入手したロッド、シマノのポイズングロリアス1611H+ワイルドスティンガー、これを使う機会が無くてずっとほったらかしになっていたのだった。
しなやかなジグロッドという変なロッドなんだけど、単体で持った感じは普通のジグロッドと大して変わらない。
ネットのインプレには投げる時や魚を掛けた時にしなる、と書かれている。
とてもそんな風には思えなかったから使う機会がなかったのだが、ほぼ2ozの自作スイッシャーを投げてみると、グイーンと胴からしなってドッパーンと飛ばしてくれた。
まさかこれ程しなるとは、と驚いた。
2ozのルアーはカタログ数値からするとキャパオーバー。
しかし、シマノロッドは『そんなの関係ねぇ~』ってものが多く、これもその御多分に洩れないものだった。
これは面白いロッドだ。
一発投げただけで気に入った。
そして自作スイッシャーはというと、
( お )
前回のスイムテスト時とは違い、ほとんど真っ直ぐこちらに向かってくる。
フロントペラを替えて大正解だった。
わずかに斜めを向くが、これは許容範囲で構造上仕方がない。
謎なのが、フロントペラを逆回転にしたのに、正回転だった時と同じ方を向くことだ。
反対を向くはずと思ってたんだけどね。
まあ、結果オーライでスイッシャーはこれで完成ということにする。
そして今度はもっと軽いルアーを投げてみた。
約9gのビーツァM5にチェンジ。
リールのブレーキを強くする必要はあったが、投げる分には問題ない。
そしてロッドの本職となる1/2ozフットボールジグヘッド+フラグラブは当然普通にキャストできた。
操作性もバッチリ。
ジグの重さにティップが入り過ぎてもたれる感じもない。
うん、これは良い。
そのまま薄暗くなるまで練習。
いつもなら水中の消波ブロックに食われそうになる所でも大丈夫だった。
夜の部はタックルチェンジしてスピニング1本で会場入り。
時々、
〈カン!〉
と当たりはするが、全然フックに乗らない。
魚が小さいせいか、それともロッドを慣れ親しんだソリッドティップのポイグロ2610L-Sではなくキングボルトにしたせいか。
いや、ポイグロだって乗らない当たりはあるのだから、きっと乗らない魚なんだ、ということにする。
まあしかし、なまじ明確な当たりが出るだけに悔しい。
そんな中、
( ? )
違和感。
そ~っとラインを張ってみる。
(食ってるなぁ)
どうせ小さい魚で食いきれないんじゃないか、と思いながら、もう少しラインを張ってみると、
〈ググググ〉
( お )
乗ったようだ。
そのまま巻き合わせ。
簡単に取り込めた。
30㎝前後の魚だった。
小さいけれどもボウズを回避できてホッとした。
そして当たりも出なくなり場所移動。
小腹が空いたので途中のコンビニにパンとカールを買いに寄る。
いつもたくさんカールがある店なのに1袋しか残ってなかった。
中部以東の人間が大勢来たのかな?
3袋買うつもりだったのに…。
まあ、1つ残ってたからラッキーということにした。
次の会場ではブルーギルアタックが多かった。
奴らしか食って来ないと思っていたら、
〈コン〉
といつもの当たり方で上がってきたのは、これも30㎝あるなし。
その後の当たりを合わせると空振り。
しかし、
(何だこれ?)
フックの先に透明なモノが引っ掛かっている。
よく見ると何かの幼魚だった。
それから乗らない当たりが2回ほどあった後、無の時間が続いて納竿。
デカイのを掛けてキングボルトがどの程度のものか確かめたいのに、使い始めてから小振りな魚しか釣ってない。
次はサイズアップして欲しいなぁ。