今、LGBT関連の本を何冊か読んでいます。




私自身は、LGBT当事者でありますが、本を読みながら、いかにLGBTの事を知らずにいたか、理解不足だったかと痛感しています。




と同時に、自分がLGBT当事者として、どんな点に生きづらさを感じてきただろうと過去を振り返ると、やっぱり、『私はLGBT当事者である』と言えず、ずっと隠し続けてきたことかなあと思います。




今はカミングアウトもし、自分の家族もパートナーの家族も、にじいろ音楽室に来てくれる生徒の皆さんにも理解していただいていますが、こんな私でも、『私はLGBT当事者だ』と言えなかったことが、最近ありました。




詳しくは言えないのですが、久しぶりに、ものすごく窮屈な想いをしました。なぜカミングアウトしているのに、それを言っちゃいけないのか、ちょっと絶望的な気持ちになったのも、まあ良い体験と言えばそうかもしれない。




でも、2度とあんな想いはしたくない。




私はいつだって、どこにいても『私は私である』と、堂々といたいだけなのである。




にじいろ音楽室

馬場利英

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