ボーカルレッスンで、生徒によく言う言葉のひとつが、
《音楽は音符と休符でできている》
ということ。
それを言うときは、たいてい焦って歌っている生徒のレッスン中です。
休符を歌えないと、歌は歌えない。
音楽に必要な間がないと、不自然に聞こえる。
焦らずゆっくり歌いましょう。
焦らずゆっくり間を取って、必要な分だけ息を吸いましょう。
クラシック、ジャズ、ポップス、どんなジャンルの歌でも、よくできた歌は、ちゃんと呼吸の間を考えて作られているものです。
焦らずゆっくり吸って、ゆっくり吐きましょう。
焦らずゆっくり、音符と休符を歌いましょう。
にじいろ音楽室
馬場利英
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