朝、新聞の番組欄を見ていたら、テレ東の『旅の日』という番組名が目に入りました。




旅の日かあ、いい言葉だなあ、、、と思いながら、ふと過去に行った旅行を思い出しました。




振り返ってみると、ずいぶんあちこち旅行に行きました。そのどれもに思い出がありますが、人生を変える旅と言える旅行は、2回経験しました。




1つは、1年以上滞在したインド。北端のレーから南端のカーニャクマリまで、ほぼインド全土を旅しました。


インドへ行って、人生感変わったなあと思うのは、今、毎日の生活の中で、ゴキブリや南京虫、ダニのいないベッドで眠れること、蛇口をひねったらあたたかいお湯が出ること、洗濯機が洗濯をしてくれること、清潔極まりない日本に住めること、これらのことが《当たり前》だと思えなくなったこと。


毎朝、お湯で顔を洗う度に、未だに感謝の気持ちが自然と湧いてくるし、毎日毎日《ありがたいなあ》と思います。それでもまたインドに行きたいですが(笑)




もう一つは、オーストリアのウィーン、ザルツブルク、ハンガリーのブタペストに行った8日間の旅。


毎日、音楽の仕事をさせていただいていますが、この8日間の旅で、価値観が《ひっくり返り》ました。


未だにこの旅行の事は色鮮やかに思い出すし、作曲家ブルックナーの作品を聞いても、リストやバルトークを聞いても、シューベルトやブラームス、ベートーヴェンを聞いても、この旅行を思い出します。




この先、まだまだ旅行をすると思いますが、もう一度くらい《人生を変える旅》に出たいなあ。




にじいろ音楽室

馬場利英

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