傘寿を過ぎてから、歌を習いたいと仰って、にじいろ音楽室に通ってくださる生徒さん。




ある年の秋に、『さやかに星はきらめき』を、自分のために歌いたいですと仰り、クリスマスに向けてレッスンを開始させていただきました。


その後、同じ曲を英語詞で、またある年は原語であるフランス語で歌われました。




フランス語の年は、さすがに私も焦り、付け焼き刃でフランス語を習い、最後まで先生からは、『馬場さん、フランス語で大切な、○○の発音ができていません』と言われ続けたのも懐かしい思い出。




そうやって歌い続けて、今年は5回目。


この歌のピアノ伴奏はとても美しく、弾いていて気分が良くなります。




この歌に出会えたこと、この歌のピアノ伴奏ができること、今年もこの歌のレッスンをさせていただけたこと、そしてそれが、いつの間にか年中行事になっていること。


その全てが、私にとって、きらめきです。




卒寿を超えたら、もう一度原語に挑戦しましょう。私ができなかった、喉を鳴らすようなフランス語の発音もマスターしておきますから。




 





にじいろ音楽室
馬場利英
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