学校帰りにレッスンに来てくれた、小学2年生の生徒さん。




レッスン前に少しお話しをすると、体調が良くなさそう。




『体調良くないのに来てくれて、ありがとね』と伝え、身体の調子を聞きながらレッスンを進めると、しっかりした声で歌えている。




発声練習が終わった時点で、今日は特別メニューにするか、いつも通り歌うか聞くと、歌いたいとのこと。




課題曲である、緑黄色社会の『SHOUT BABY』を歌い、その後、『高い声のフレーズのレッスンか、低い声のフレーズのレッスンか、どちらが良い❓』と聞くと、両方いけると言う。




この歌は、すんごく低い音から高い音まで使う、難易度の高い歌ですが、敢えて最高音が出てくる箇所(上の写真の丸印のフレーズ)を集中的に行う。


きっと、他のボイストレーナーが聞いたら、《無茶なレッスンさせるなあ》と思われるかもしれない。でも私は、レッスンに前向きな生徒のやる気を尊重したいのだ。




とはいえ、かなりしつこく練習させ、我ながら『やっぱ、スパルタだなあ』と思ってしまう。




横にいたお母様は、きっとハラハラされたに違いない。




お人形さんのようなお顔立ちの生徒さん。たくさん練習して、上手に歌えるようになってね。




にじいろ音楽室

馬場利英

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