今日のボーカルレッスンでのこと。
楽譜中に《フェルマータ》という音楽記号が出てきたので、フェルマータの説明をしました。
現在、日本の音楽教育では、その音符の2倍ほどの長さ分延ばす(例えば、四分音符上にフェルマータが書かれていたら、二分音符程度延ばす)と、文部科学省様は言われているようですが、私は、
《詩の内容をよく理解し、自分の感情と歌詞が結びついたとき、ちょうどよいフェルマータの長さが生まれます》
と、とんでもなく訳の分からない事を言い、生徒を混乱させています。
真面目な生徒さんは、その無茶な要求をこなそうと必死で考え、表現しようとします。
一生懸命考えてね。そこから、自分が納得できるフェルマータの長さが見いだせるはずだから❗
にじいろ音楽室札幌
ばばとしひで
May you be Happy