良い声を持っており、伸びやかな高音が出る生徒がいます。




割と熱心にレッスンに通ってくれているのですが、少し前のレッスンで、歌うことに自信を失いかけていると言うので、ソルフェージュ(初見の楽譜を階名で歌うこと)のレッスンを勧めてみたら、ぜひやりたいと言いました。




先日、久しぶりに楽器店に行き、たくさんあるソルフェージュの教科書を比較検討したのですが、この成田先生の教科書がその生徒に合っているように思え、購入しました。


教科書を眺めながら、ずいぶん前に友人が、


『成田先生のソルフェージュの教科書、良いよ』


と言ってた言葉も思い出しました。


教科書の1番はじめに、先生の言葉が載っていたのですが、とても素晴らしい文章。読んでいて、じーんとしてしまいました。




さて、今日からソルフェージュのレッスン開始。


集中力が必要なので、レッスン前半をソルフェージュの時間にするつもりでしたが、レッスン時間の半分を過ぎたあたりで、生徒に疲れたかどうか聞いても、


『疲れないっす』


と言うので、45分まるまるソルフェージュのレッスンに充てました。




レッスン時間オーバーしそうだったので、『もう止めようか❓』と聞くと、もう少しやりたいと言う。




いいぞ、いいぞ。




ソルフェージュは、歌うにも、楽器の演奏にも、絶対必要な土台。




ソルフェージュのレッスンをしながら、改めてソルフェージュの必要性に気づかせてくれた生徒に、感謝です。





にじいろ音楽室札幌

ばばとしひで

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