
私が、通算1年以上インドを放浪したきっかけとなったのは、この妹尾河童さんの本と、沢木耕太郎さんの❮深夜特急❯。
河童さんの本を読み返して驚いたのは、河童さんは、なんとも贅沢な旅行をされていたこと。
ホテル代が一泊平均8000円~1万円ほどで、有名なウダイプルの湖上ホテル、レイクパレスにも宿泊され、列車は一等、ツアーはガイドつきのタクシーやハイヤー。
私がウダイプルで泊まったのは、レイクパレスを見下ろす一泊400円のツインルーム。広く清潔な部屋が気に入り、3泊したほど。何を食べても美味しかった町。
インド最南端のカニャーリクマリでは、一泊90円の宿に泊まり、北のダラムサラでも一泊200円ほどの寺院に泊まる。あまりに過ごしやすいので、半月以上滞在しました。
無料で提供されるご飯を食べていたら、向こうからお一人のおじいさまがひょこひょこ歩いているので、良くみてみると、ダライ・ラマご本人だったのも懐かしい思い出。
インドは、宿泊費や交通費、食費込みで、1ヶ月3-4万円以下で過ごしていたけど、貧乏旅行している悲壮感は全くなく、旅行を続けていました。
次回インドに行くなら、河童さんのような贅沢旅行も憧れますが、ゴキブリと南京虫と楽しく付き合いながらの旅行もインドらしくて良いなあ、、、なんて懲りずに思ってしまいました。
にじいろ音楽室札幌
ばばとしひで
MAY YOU BE HAPPY