歌を聞いていると、曲先(曲が先に作られ、歌詞が後から付けられる)なのか、詞先(歌詞が先に作られ、曲が後から付けられる)なのか、なんとなく想像つくときがありますが、亡くなられた筒美京平さんの作品は、詞と曲の美しい調和が図られ、《自然に》聞ける歌が多かったなあと思います。
多くの名作を残された筒美京平さんの作品リストの中で、燦然と輝くのは、松本伊代さんの『センチメンタルジャーニー』。
実は、細かい楽曲分析をし、いかにこの曲が素晴らしいのかを伝えたくて、長文のブログを作成し、そして全て削除しました。
言葉にすればする程、作品の素晴らしさから乖離し、伝えたい内容からどんどん遠ざかってしまったからです。
《センチメンタル ジャーニー》のメロディを1つ1つ、コードを1つ1つ、ピアノで音を確かめていたら、どの音も影絵のように美しく、そして儚く思えました。
たくさんの名曲を残してくださり、本当にありがとうございました。
と言いながら、早速『木綿のハンカチーフ』のレッスン。明日からのレッスンでも、今までと変わらずお世話になります

『センチメンタルジャーニー』
歌:松本伊代
にじいろ音楽室札幌
にじいろサロン札幌
ばば としひで
May you be Happy
