ここ、にじいろ音楽室 札幌のボイストレーニング中に、頻繁に登場するワードは『胸骨』ですが、いつの頃からか『横隔膜』の登場回数も増えてきました。
『今宵の月のように』
発声時における胸骨先端部への意識付けの重要性に変わりはないのですが、ここ最近、仙骨や胸骨と共に、横隔膜への関心が高まっているからだと思います。
横隔膜といえば、先生から横隔膜について、大切な大切な教えをいただいていた事を、すっかり忘れていました。
それは
《横隔膜は、きわめて感動しやすい器官であり、ありとあらゆる感動や興奮は、すべてこれを通ってほとばしり出る門口でもある。》
という事。
胸骨は、皮膚の上からではありますが、自分で触って確認できるから良いけど、横隔膜は確認ができない。
タイのバンコクにいる医療関係者ではない知人が、大学病院で実際の人体解剖を見学させてもらえたと言っていましたが、私も横隔膜、脊髄、声帯、そして発声や呼吸に関わる筋肉群を見るためにバンコクへ行こうかしら。
そうそう、横隔膜と共に注目しているのは鳩尾。ここも実に神秘的な器官だよなあ。
『今宵の月のように』
歌:エレファントカシマシ
にじいろ音楽室札幌
ばばとしひで
May you be Happy