今朝、『きらクラ』という、クラシック音楽のラジオ番組の再放送が流れていたので、久しぶりに聞きました。

番組冒頭、DJのふかわりょうさんが、思いや気持ちを言葉にすること、そしてそれを伝えることの難しさを語っておられ、同じ事で悩んでいた私は、少し救われた気持ちになりました。



さて、この番組の中で、《きらクラドン》という、クラシック音楽のイントロクイズのコーナーがあります。

前回の放送で出題し、リスナーの皆さんは、曲にまつわる思い出やエピソードと共に、回答を番組に送るのですが、その話がとても素敵で、秀逸なコメントにいつも笑ったり、共感させていただいています。

今回の答えは、マーラー作曲の交響曲第9番。驚いたのが、思い出を語る多くの方が、30年ほど前に来日した、バーンスタイン指揮、イスラエルフィルの演奏のことを仰っていた事。

ここ最近の演奏会ではなく、30年も前のNHKホールでの一夜の演奏を聞き、その感動を胸に秘めたまま、たまたま30年後にラジオ放送を聞き、思い出を語るために番組に投稿した方が何人もいる事は、すごい事だと思いました。



伝説に残るような名演を聴けた方が羨ましいなあ  なんて思っていたら、なんと私の目の前にもいるじゃありませんか。



学生時代、その演奏会のチケットを買うため、初めてバイトしたという、うちのパートナーが爆笑




スーザ作曲
『星条旗よ 永遠なれ』
指揮:レナード・バーンスタイン
演奏:ニューヨークフィル






にじいろ音楽室札幌
ばばとしひで
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