ふとした時に流れる音楽や香りにつられ、過去を思い出してしまいます。
それは、楽しかった事より、苦い思い出や苦しかった事が多いのですが、思い出す度に、未だ自分が傷ついた、もしくは自分が傷つけた痛みが癒えていない事を悟ります。
今までは、早く切り替えて前に進まなきゃ と思い込もうと、苦い過去に蓋をして、できるだけ見ないようにしてきましたが、もう無理して蓋する事もないなあ と思っています。
軽率な言動、若気のいたり、ハチャメチャな振る舞い、すべてのグレーな過去や思い出を、無理やり肯定したり、《そのままのあなたで》や《ありのままで》と言った言葉を、間違った解釈で信じようとしていたことに、少々疲れているようです。
消しゴムで消したい過去も、煮え切らない今の自分も、グレーなままで、引きずったままで良いじゃない と思えた今朝、繰り返しこの歌が、頭の中を駆け巡ります。
大丈夫だ
あの痛みは
忘れたって消せやしない

BUMP OF CHICKENの歌詞に、激しく呼応する自分がいます。
にじいろ音楽室札幌
ばばとしひで
May you be Happy
