ピアニスト
プレスラーの演奏会の代わりに
久しぶりに
NHK交響楽団の
定期演奏会に行きました。
前半は
モーツァルト作曲の
『プラハ』交響曲
後半は
ブルックナー作曲の
交響曲第9番というプログラム
91歳の指揮者ブロムシュテットは
コンサートマスターである
キュッヒルと共に
モーツァルトとブルックナーに
ゆかりのある
ウィーンの香りを
そのまま運んできてくださり
出だしの音から
海外のオーケストラを
聴いている気分になりました。
ブロムシュテットは
全部暗譜で指揮をされており
どの一瞬にも迷いがなく
かといって
自己流の解釈を
下品に盛り込む事もなく
ただ淡々と
音楽と向き合っていらっしゃり
ホルンの
バイオリンの
ファゴットの音そのものが
モーツァルトであり
ブルックナーであり
聴きながら
今ここに
ブルックナーがいるやん と
かなりリアルに感じながら
ただ音を浴びるように
聴いていました。
プレスラーが聴けなかったのは
残念でありましたが
おかげで
素晴らしい演奏会に
立ち会うことができ
これも
プレスラーのおかげだなあ
プレスラーが繋いでくれた縁だなあと
しみじみ感謝しています。
にじいろ音楽室 札幌
札幌でボイストレーニング(発声)と、ボーカル(歌)レッスンを行っています。詳細につきましては、にじいろ音楽室札幌ホームページまで検索お願いいたします。