大学三年生の時
『声楽研究』と名のつく
授業がありました。
・伝統的なベルカント唱法の研究
・歌うための
効率の良い身体の使い方
・正しいイタリア語の発声
・呼吸法
など学べるもんだと
勇んでいましたが
一回の授業で
イタリア歌曲を一曲ずつ歌う
ただ
それだけの授業で
なんの研究やねん と
大阪弁でツッコミつつ
それでも
毎回楽しみに
授業を受けていました。
それは
順当に曲が進んでいけば
大好きだった歌曲
『陽はすでにガンジス河から』を
夏頃には歌えると
信じていたのです。
万が一サボった日が
この曲に当たったら大変と
鼻息荒く
授業に臨んでいたのに
先生は
どういう理由からか
この曲だけ
すっ飛ばしてしまい
あっちもこっちも
一気にしぼんでしまいました。
ふとそんなことを思い出し
色々な歌手で
聴き比べをしていたら
こんな可愛い映像を
見つけてしまいました。
着ているお洋服
綺麗なお顔立ち
激しい手の動き
に気を取られ
加えて
下の倍音の響きが強い
特徴あるお声で
なかなか歌を聴くことに
集中出来ませんでしたが
なぜか
彼女の歌を聴くと
インド各所で見てきた
ガンジス河の光景を
思い浮かべてしまうのは
色彩豊かな
ヒンドゥー寺院を
連想させる
お部屋の色だからでしょうか。
イタリア歌曲
『Gia il sore dar Gange』
(陽はすでにガンジス河から)
★にじいろ音楽室 札幌★
札幌でボイストレーニング(発声)とボーカル(歌)のレッスンを行っています。詳細につきましては、にじいろ音楽室 札幌教室HPまで検索お願いいたします。