学生時代
ピアノの試験で
この曲を演奏しましたが
取り掛かりが遅く
結局未完のまま
試験当日を迎え
この曲の持つ優美さや
社交界的な華やかさとは無縁の
悲惨な演奏となりました。
20年以上経った今でも
この曲を聴くと
反射的に指が動いてしまうほど
練習はしたのですが
どうしても
後半の山場は超えられず
聴くより数段難しい曲だったと
今でも悔しい思いをしています。
偶然見つけたこの映像に
すっと引き込まれ
繰り返し見てしまいました。
たった1つ残念なのが
おそらく
別撮りなんでしょう
ピアノの音と
指が合っていないこと。
テレビ局の指示か
大人の事情か
分かりませんが
音を外してても
少々弾き飛ばしてても
きっと
この映像を撮った時の演奏は
鬼気迫るものが
あったと思われます。
この女優さんが
どれほど真剣に
この曲に向かわれたのか
この曲の練習の為に
どれほど
時間を費やしたのか
そして
この曲を
どれほど愛しているのか
十分に想像つきます。
いつの日か
コンサートホールで
演奏をする日があれば
遠く札幌から
駆けつけたいと思います。
女優兼ピアニストではなく
1人のピアニストが奏でる
ショパンのバラードを
聴くために。
★にじいろ音楽室 札幌★
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