『次回からは
歯のクリーニングのために
2ヶ月に1回通院しなさい』と
恐ろしくきっぱり言い切られ
『はいっ』と
これまた恐ろしいほど
元気良く答えた事を
何度も思い返す
ここ数年
これほどきっぱり
物申されたことがなく
あまりの清々しさに
感謝と感動さえ覚えた
遠回しな表現や
相手を思いやって
控えめな言葉かけが
有効な時も
多々あるであろう
こうして
きっぱり言い切った方が
良い場合もあるだろう
相手を思う気持ちを忘れず
両方を上手く使い分けできたら
コミュニケーションが
もっとなめらかに
そして
しなやかになることだろう
そういえば
音楽用語に
《決然と/きっぱりと》を表す
rosolutoという言葉があるが
この楽語は
《曲想を表す》楽語であるため
そのような指示があるから
きっぱり演奏すれば
良いという訳でもなく
楽譜にこの楽語が出てくると
しばし腕組みをしながら
どうアプローチすれば
risolutoを表現できるのだろうと
決まって
モヤモヤしだすのである
J.S.バッハ作曲
カンタータ第140番
『目覚めよ と呼ぶ声あり』より
《パイプオルガン独奏版》
★にじいろ音楽室 札幌★
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