《1年間の休養を経て

3度目の五輪に向けて復帰したが

若きライバルの台頭や故障に苦しみ

自分らしさを表現できなかった》

と書かれた新聞記事を読み

しばらく読む手を止めてしまった

 

この記事を書いた記者は

《自分らしさを表現する》ことを

苦しみや試練をくぐり抜け

不死鳥のように復活し

ミスのない華麗な演技で

再度メダルを手にすること

とでも思われたのであろうか

 

1年間の休養を経て

3度目の五輪に向けて復帰したが

若きライバルの台頭や

故障に苦しんだこと

それを隠すことなく

すべてをさらけ出して

必死に戦ってこられたこの行為自体が

自分らしさを表現すること

そのものではないのだろうか

 

表現すること

それは美しい面だけ見せること

完成されたと思い込んだものだけを

体裁を整えて

見せることではないのだ

 

それまで自分を支えてきた

目標が消え

選手として続ける気力も

なくなりました

 

とコメントした浅田真央さん


何かを失った時には

何かを得た時であり

失ったものが大きければ大きい程

想像もつかないほどの《何か》を

手にされることでしょう


本当に

本当に

たくさんの勇気と

感動を与えていただき

ありがとうございました 


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★にじいろ音楽室 札幌★

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