南インド 

アンマのアシュラムに滞在中

川に投げ捨てられた

大量のペットボトルを見て

 

この先もずっと

このままなんだな と

思ったときに

はっきりと

違う と言う声が聞こえた

 

そうなんだ

ペットボトルは石油で出来ており

石油さえその前は

恐竜であり

恐竜の前は

想像もつかない

なにかだっただろう

 

母親の墓掃除をしていたとき

前回よりお骨が小さくなっているのを見て

ああ

母親は土に返りつつあり

雨水に溶けて流れ

地下水が蒸発して雲になり

また雨を降らせる

 

その一滴の雨粒に

母親は確かに存在している 

 

すべてのものは

時間と共に

かたちをかえる

 

変わろうと努力をしなくても

すべては変わっていく

ゆく川の流れは絶えずして

もとの水にあらず

 

すべては

流転している

 

変わろうと努力なんてしなくていい

神様はちょうど良いタイミングで

万物を流転させているのだから

ただ

水の上に浮かんだ

小船のように

流れに身を任せればいいのだ

 

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