大好きな海外アーティスト、ブルーノマーズ!
元々私が彼の曲を聴き始めたきっかけは、Amazonによるおススメから。(笑)
私が普段Amazonミュージックで聴いたり、Amazonで購入しているCDやDVDの傾向からおススメされたので、私の好みに合わないはずもなく、そこからすっかりハマっています。
2021年のグラミー賞では、アンダーソン・パークと結成したバンド「Silk Sonic」として出演、この古き良き時代を思い起こさせる、情熱的なバラード曲「Leave the Door Open」は一躍有名になり世界的大ヒットとなりました。
今回はそんなブルーノ・マーズの人気曲の中でもバラードからおススメ曲5選をご紹介します。
・Leave the Door Open(Silk Sonic)
・That’s What I Like
・Just The Way You Are
・Versace On The Floor
・Never Say You Can't
Leave the Door Open (Silk Sonic)
冒頭でも少し触れましたが、アンダーソン・パークと結成したバンド「Silk Sonic」(シルクソニック)の曲、『Leave the Door Open』。
世界的に大ヒットしましたので、ブルーノマーズを知らない人でも曲は耳にしたことはある、という方もいらっしゃるかもしれません。
世界的にたくさんのアーティストがこの曲を好きだとか、いい曲だと発言・コメントしています。
ミュージックビデオやテレビ出演では、70年代ごろをイメージしてか、お揃いの襟の広いシャツにレトロなスーツを着て決まった振り付けで歌っています。
これを大真面目にやっているところが面白いポイントなのですが、多分今の若い子達からしてみたら、これがレトロ風初感覚なのかもしれませんね。
下記添付動画は、グラミー賞の舞台でのパフォーマンスですが、公式ミュージックビデオも完全に70年代で、我々バブル世代の人間にとっては、懐かしいと思える部分でもあります。
こんな「シルクソニック」ですが、結成の2017年から紆余曲折アリ、途中で2人が仲間割れしそうにもなり、もしグラミー賞の舞台へお誘いがこなかったらそのまま解散していたかもしれなかったのです。(笑)
Twitterでグラミー賞舞台でのパフォーマンスをさせて欲しいと、ブルーノ・マーズの方から何度もお願いするも、中々返事が来なくて諦めかけていた頃、アンダーソン・パークとも仲が怪訝な雰囲気になり、あわや解散か、と思われていたところギリギリでグラミー賞のスタッフからお誘いの連絡が来て、とたんに2人はバンドとして「やって行こうぜ!」というノリになった模様。。(笑)
せっかくの才能×才能、一瞬あった仲たがいのことは忘れて、これからももっと素敵な音楽を製作・発表して欲しいものです。
歌のパートは、最初のAメロをアンダーソン・パークが、次のBメロとサビの主旋律をブルーノ・マーズが歌いますが、ラスト2人のハモリパート、アンダーソンのハモりは音量・音質・タイミング共に完璧で、この人以外にブルーノとこれだけ違和感のない抜群のハーモニーを作り出せる人はいないのではないかと、思わせる程です。
Bメロの、Aメロとは打って変わって早口になる部分では、ブルーノが切々と、いかに君に夢中で本気なのかを歌いあげています。
「遊びじゃないんだ。(本気なんだよ。)僕が言う言葉は、全て心の中から素直に出てきてるんだよ。」
そしてサビは、何度も繰り返される、タイトルと同じフレーズの「Leave the Door Open」で、好きな女の子をお家へ誘う文句なのですが、「僕は君の為にドアを開けておくよ」と言いながら、家のドアと自分の心のドアをかけて、「僕は待っているから、後は君次第だよ」と、押しつけがましくなく待っているアピールをしている曲です。
私のイチオシバラード、是非とも聴いて見て下さい!
Leave the Door Open Silk Sonic(Bruno Mars, Anderson .Paak)
最近は海外でもすっかり受賞常連になったBTS。
大物同士のコラボに、ファン同士、両方ともファンの方々が激アツです。
テテ(Ⅴ)がシルクソニックの大ファンなのだとか!
しかもアンダーソン・パークも(朴さん)アメリカ人と韓国人のハーフで、奥様も韓国人ということの上に、息子さんが大のBTSファンということで意気投合した様子です。
そして、栄えある「年間最優秀レコード」と「年間最優秀楽曲賞」の主要2部門を受賞しました!!
更に「最優秀R&Bソング」「最優秀R&Bパフォーマンス」も受賞の4部門受賞となりました‼
それだけ評価されている価値のある曲ですので、是非とも聴いてみて下さい!
That’s What I Like
アルバム「24K Magic」に収められている『That’s What I Like』。
ブルーノ・マーズの曲の中で、個人的に1番大好きな曲です。
歌詞だけを見ると、金持ちのボンボンが(自分で稼いだかもしれないけれど)お金にモノを言わせて好きな人に、なんでも叶えるからいいでしょ?みたいなそんな軽いノリに見えるのですが、曲と合わせるとこれがまた、おシャレになるからそこはブルーノmagicです。(笑)
「キャデラックに飛び乗って
君が望むのなら何だって
君にはそれだけの価値があるから
俺が君を不自由なんてさせないよ」
お金も地位も名声も欲しいままにしているブルーノだからこそ言えるセリフ。
普通だったら嫌味に聞こえるところなのですが、まぁ歌を聴いてみて下さい。
「目も眩むほどの輝きのアクセサリーに
冷えたストロベリーシャンパン
俺がこういうの好きで良かったね、君はラッキーだよ」
ミュージックビデオもゴチャゴチャせずに、シンプルに本人が表現しながら歌ってるというだけのもので、スッキリしていて気持ち良いです。
歌だけでなく、ダンスも上手いブルーノの表現力が見ものです。
That’s What I Like
Just The Way You Are
アルバム「Doo-Wops & Hooligans / ドゥー・ワップス&フーリガンズ 」に収められている曲、『Just The Way You Are』。
2010年10月4日発売の、ブルーノにとっての初のアルバムでありながら、全米チャート3位、イギリスでは1位というロケットスタートでした。
今や世界のブルーノ・マーズとして音楽界になくてはならない人となりましたが、デビュー当時のまだ(ちょっとだけ)初々しい感じの曲をご覧下さい。
女の子にアプローチするのにちょっと強引な部分とシャイな部分、そして本気であることをストレートにぶつけるところ、これがブルーノ・マーズの持ち味ですね。
「でも彼女が僕に「私可愛い?」って聞く度に僕は言うんだ
君の顔を見て、変えたいなんて思うところは1つもないよ
だって君は驚くほど美しい そのままの君でいて欲しい」
「そして君が笑うと、世界が止まってしばらくの間君に見とれるんだ
だって君は驚くほど美しいんだから そのままの君でいてよ」
中々日本人でこんなことを言ってくれる男性はいないと思いますが…。(笑)
飾らなくていい、そのままの君でいてと言われるのは女性は嬉しいですよね。
カセットテープという既に失われし小物を使って、お互いの気持ちを表現し合うところは、逆に新しい発想です。
こうして絵で表現されると、英語がわからなくても出演者達の気持ちの微妙な移り変わりまでもがわかります。
Just The Way You Are
Versace on the Floor
『Versace on the Floor』はおススメ曲の2曲目が収められているのと同じアルバム「24K Magic」からシングルカットされたバラードです。
これぞ、”バラードの王道”と言った感じの落ち着いたロマンティックな曲です。
が、歌詞だけ見ると、かなり赤面ものです。
タイトルのヴェルサーチは、言わずと知れたファッションブランドの「ヴェルサーチ」です。
ヴェルサーチ=高級なドレスとして、”Versace on the Floor”、つまりその高級なドレスを脱ぎ捨ててよ、と女の子に言っています。
遠回しに言っているはずなのですが、いきなり「キャー」な展開です。
ですので、ここでは詳細な訳を載せませんが、添付している動画で圧巻のパフォーマンスを見て頂ければ、そんなセリフも本当にオシャレなバラードになるから、彼の本気って凄いです。
先ほども書きましたが、「女の子にアプローチするのにちょっと強引な部分とシャイな部分、そして本気であることをストレートにぶつけるところ」で、まさにその持ち味を存分に発揮してます。
公式動画の中でも、ビルボードミュージックアウォード2017でのパフォーマンスを敢えて選んで載せました。
このパフォーマンスを見れば、その理由は一目瞭然。
彼の魂を歌に乗せたアツい想いが伝わるはずです。
Versace on the Floor (Billboard Music Awards 2017) (Official Live Performance)
Never Say You Can't
ラブソングはラブソングでも、恋人に向けて歌った歌ではなく、父親に向けて歌った歌『Never Say You Can't』。
「父さんが1つだけ聞いてきたんだ
死ぬ直前に
絶対にできないなんて、言うなよ?と
絶対に出来ないなんて言うなよ。(そんなことはないんだ)」
父が息子に託した思い。
そして息子はそれを胸に、今まで頑張って来た。
この言葉が、いつも自分を支えてくれた。
これからも忘れない。ありがとう…。
今は亡き父親に向けて、教えてくれた大事な言葉と共にこれからも生きてゆくよという決心と感謝の気持ちを歌った歌。
Never Say You Can't
おまけ
疲れている時、眠たい時、やる気が出ない時、テンションが上がる、おススメソングです!
朝車に乗ってこれを聴きながら運転すると、ノリノリになれます。
こうして、おススメ曲を考えながらアルバムを振り返って見ると、『24K・マジック』が個人的には一番好きな曲が詰まっていました。
1枚の中にたくさんの要素・名曲が詰まっていてお得なアルバムです。
ちなみに、私はブルーノ・マーズの「XXIVK MAGIC」(24K MAGIC)はBlue-RAY DVD LIVEの入った”デラックスエディション”を持っています。
まとめ
ブルーノマーズの人気曲から、バラードのおススメ曲を5曲選んでご紹介しました。
いかがだったでしょうか。
さすがはグラミー賞を17回も受賞するだけあって、どれもシングル曲レベルばかり。
そして、詞も良ければ曲も良い、さらには歌も踊りも上手で圧巻のステージパフォーマンス。
神様はいったい何ぶつを彼に与えたのかと、不公平を感じてしまうくらい偏ってますよね。
しかもまだ36歳という若さ。
これからも、ご自身の楽曲発表を始め、他のアーティストへの楽曲提供やコラボなど、多方面での活躍を見せてくれることでしょう。
本当に楽しみですね!
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