私は昔はSFモノを好んで良く読んでいた。
大好きで、尊敬しているレイ・ブラッドベリ
SFの抒情詩人と言われるレイ。照れ

私は詩は苦手なのだけれど、レイの美しい文体にはその世界に酔ってしまうほど。ラブ



今日はその中でも、映画化もされていて有名な「華氏451度」をご紹介。

この本は…The book of booksと言ったら言い過ぎかもしれないけれど、ワタシにとっての本の金字塔。


何かのジャンルのトップとか、そういうのではなく、全ての本の根底、"base"そう、基盤なのかも。キョロキョロ


1番最初に読んだのは16歳の時、高校の図書館で。
その時の表紙はブルーでとかげがもっと大きかったと記憶している。
もうその頃のはどこにも売ってない…気がする。ショボーン


どんな話かって?
残念ながら、私の拙いボキャブラリーでは説明し難い。
でも、本好きなら知らないと…いけないんじゃない?とさえ思ってしまう。チュー

題名である「華氏451度」(華氏はアメリカの温度の基準)とは、摂氏で言うと220度くらい。
紙が燃えだす温度。

レイは長生きしたけれど、既にお亡くなりになっている作家。
そんな昔に書いたこの本ー未来の話なのに、後書きでレイは急いで書かなければと思ったと言っている。(うんうん。同感。)

この本は、万人受けすると思っていないので、強くオススメはしません。
未来に向かって明るい最後って感じではなく、爽やかでも、スッキリした読後感でもないから。

折角主人公が目覚めて心の向く正しい場所にたどり着いたと言うのに、みんな◯◯◯しまって、ここから始まる、みたいな。
私は記憶力は弱いけれど、気持ちはおんなじ。


本当に、こうして普通に本を読める日々を幸せをだと感じています。ウインク