今はしとしと雨が降っている。
気温も下がって過ごしやすい。

お風呂上がりに涼みながら、村治佳織さんの「ライア&ソネット」を聴いている。

これは村治さんとThe Sixteenという小コーラスグループとのコラボ作品。
ロンドンでの収録とのことだが、澄んだソプラノと奥行きのあるコントラバスとの響きはまるでどこかの教会で歌っているのではないか?と思うほど。

村治さんの正確無比なギターにひけをとらない。

カノンのように延々繰り返されるメロディーも、このグループの歌声ならしつこさを感じない。
村治さんのテクニックが、超絶技巧的に上手いと思うのは「第3番 イ短調」。
楽曲としては暗くて好きじゃないけど、とにかく、上手くて凄くて凍りつきそうなくらい。

(いい表現じゃないね。ごめんなさい。
)

個人的に大好きなのは、CMでも良くかかるので、巷にも有名なボロディンの「ダッタン人の踊り」だが、これは合唱とギターが上手く融合して、前半と後半でポジションを逆転させてるの。

それだけじゃない。
そもそもCMで流れるのは実は途中じゃない?
その前の冒頭部分こそ、綺麗なのに。
そこを天使のような澄んだ歌声を重ねて転調転調を繰り返してからの〰️ギターでのメロディーが入る、このアレンジ。
本当に綺麗でこちらの心も澄んでくるよう

機会があれば、是非とも聴いてみて。🎶