4月18日(月)に京都教育文化センターにて、反原発の主張をし、Mr. Childrenの桜井和寿氏や小林武史氏らが関わる「ap bank」(資金を環境保護や自然エネルギー促進事業、省エネルギーなど様々な環境保全のためのプロジェクトを提案・検討している個人や団体へ低金利で融資する非営利団体
)の監事をされている田中優氏の講演会に行ってまいりました。
午後7時ごろから田中優さんの講演が始まりました。今回の震災は津波の影響が大きくそれは福島第一原発の事故という二次被害を招きました。そこで今回の事故と比べられることの多い旧ソ連のチェルノブイリの原発事故との比較から始まりました。今回の福島原発の事故で放出された放射能はチェルノブイリの事故で放出された放射能の量の10分の1だから大丈夫だという声を聞きますが、それはチェルノブイリの事故で放出された放射能の量は25年かけて放出された量であり、今回の福島原発から放出された放射能の量はたった1ヶ月で放出された量です。25年と1ヶ月を比べること自体おかしいという見解でした。
次に、よく今測定された放射能の値は「レントゲン写真」を撮ったときと同じ量だからたいしたことがないとテレビなどで行っているが、それは1回レントゲン写真を撮ったときの量と比べている。放射能に汚染されている地帯にいるというのはずっと毎時間レントゲン写真を撮り続けているのと同じこと。簡単に言えば24時間一時間ごとにレントゲン写真を撮るときに浴びる放射能を浴び続けているのであるという話でした。
次に放射能には内部被曝と外部被曝があり、外部被曝の場合洗えば取り除くことが出来るが、内部被曝の場合、取り除くことが出来ずに体内に残ってしまう。その残った放射能が何年・何十年して、がんなどの病気を引き起こす。また政府や東京電力は「直ちに身体に影響がでるレベルではない」とよくいうが、それは逆からいえば数年後、もしくは子供や子孫に影響がでてくるということ。放射能は、成長ホルモンに影響がでるため、放射能汚染から数年後ぐらい子供たちに甲状腺がんが増える。それはチェルノブイリの事故で調査され、原発事故の前と比べて、子供の甲状腺がんの発生の割合が10倍になった。また被害は胎児にも影響するため、自分には影響が無くても、まだおなかの中にいる子供に影響がでる。
日本のマスメディアは広告宣伝費で番組などの制作費をまかなっているため、大きなスポンサーである「東京電力」に対しては悪く言うことが出来ない。そのため、テレビの報道番組などの情報は東京電力が操っているとのこと。
盛大な拍手を浴びながら、田中優さんは壇上を後にしました。僕は確かに田中優さんの言っていることも正しいことだとは思うが、全てを鵜呑みにしてはいけない。東京電力側の意見も聞いたうえで判断をしないと、危険な印象を受けた。
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