ドジっぷりも愛嬌 | ガブラの小脳梗塞体験記

ガブラの小脳梗塞体験記

2009年8月29日に小脳梗塞で倒れました。医療センタ-に2ヵ月、回復期リハビリテーション病院に5ヵ月入院。退院後も後遺症やバランス障害に悩みながら、現在も維持期のリハビリに奮闘中。今それを振り返り色んな体験談や思いを綴っていこうと思います。



この前、彼女と二度目のご飯にくら寿司に行った時の


ことです。くら寿司二度目という彼女。テーブル席は満席で


カウンター席へ。初めての私は注文した寿司が高速で上の


レーンで流れて来てピタッと止まるのには驚きました。


最初は注文の寿司だけ食べてましたが


彼女が「普通に流れているお寿司も食べたいです」と・・・


別に宣言せんでも、勝手にどうぞ( ̄_ ̄ i)


心でそう思いました。


そして、透明のフタが被せてあるお寿司に手を伸ばした


彼女。お皿を指でつまんだもののフタが開かず取り損ねる。


なんで、フタ開かないの? 


好きなエビが流れてきたところで再度、手を伸ばす。


お皿を指でがっちり摘まんだ彼女、今度は成功か!?


しかし、またフタは開かず、しかもフタの容器ごとお皿を


引き上げてしまった。慌てた彼女は、ドスンとレーンに


落とすように戻していました( ̄ー ̄;


ようやく目の前に書いてあったお皿の取り方の説明図に


気づいた彼女。そういうことかって感じでマグロに手を伸ばすと


指でがっちり皿をキャッチするも、またしても


フタが開かず、しかし今度はガチャガチャ左右に


お皿を揺らす彼女( ̄□ ̄;) だが結局、また取り損ねる。


さらにお寿司が横倒しになり、ネタがぺろっと剥がれてるし。


「きゃッ」といって笑う彼女でしたが


私は笑えなかったです。なぜなら彼女の隣にいたおじさんが


冷ややかな視線を送っていたからです。