本棚の中に斜めに倒れてた本にふと目をやると引き寄せられました。
今回は、加藤諦三語録です。
行動心理学の先駆けの方です。
人には、許すべき人・事柄と許してはいけない人・事柄がある。
現代社会には、そこを間違えて起きた様々な問題がある。
苛め、過労死、虐待、うつ病、家庭内暴力、燃え尽き症候群、自殺らは、許してはいけないことを許したことが原因にある。
苛めの場合、被害者は加害者を決して許してはいけなかった。
家庭内暴力の場合は、子供が親に初めて暴力を振るったときに、親はその暴力を許してはいけなかった。
許さなければならなかったのは、その子がその子であるという存在であった。
その子がその子であることを許さず、暴力を振るい始めたときに、
許してはいけない暴力の方を許してしまったことに間違いがあった。
学校の校内暴力、先生への暴力もそうですね。
また孫のお婆さんへのお金目当ての暴力もある。
現代は男も女もない。
弱い人はずるい人からトコトン摂取される。
ずるい人は相手がノイローゼになって倒れるまで奪い続ける。
ずるい人たちを決して許してはいけないということだ。許すべきことを
許してはいけない事と混同し間違えると、したがわなければいけない人に逆らい、従ってはいけない人に従ってしまう。
決してずるい人に迎合してはならない。
ずるい人は迎合する人を嗅ぎわける天才である。
質の良い人がつらい人生を送ってしまうことの原因の一つは、
この質の悪い人を間違って許してしまうことにある。
ピカソ
貴方は、普通の人なら耐えられないような長い屈辱に耐えて、これまで生きてきた。
今の自分に自信を持つことである。
貴方は、普通の人なら背負えないような負担を長い間背負って、これまで生きてきた。
今の自分の能力に気が付くことである。
人は苦難を乗り越えることで知恵がつく。
そして、今までこの環境の中で生きてこられた自分に自信を
持つことである。
ここまで読んで頂いて有難うございました。
助けに行くのだ。